【poem】後ろ向きなんて気持ちがわるいよ
球体の上に住んでいて
旋回の中で歩いているなら
あなたの前がわたしの左で
あなたのここはわたしのそっち
あなたの下がわたしの隣で
あなたの朝はわたしの昼間
あなたの嫌いがわたしの好きで
あなたの怖いはわたしのふつう
あなたの未来がわたしの今で
あなたの祖母はわたしの娘
あなたの甘いがわたしの辛いで
あなたのふつうはわたしのすごい
前も後ろも、左も右も
ほんとは誰も知らなくて
涙が出るほどむずかしかったし
涙が出るほど自由だよ
だからそのまま歩けばいいよ
自分で決めて行くんだよ
後ろ向きなんて気持ちがわるいよ
あなたの
向いてる方が「前」だよ
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