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アンパンチを通じて思った 国際化のメリットとデメリット(個人の意見です)

とあるコラムにて日本人男性が「アンパンマン」の「アンパンチ」が暴力であるというふうに取り上げられたことがあるという話をしていました

そんなことあったような‥‥?

調べてみました

2019年8月の話題だったんですね


上記男性(Aさん)は「親の価値観がおかしくなっている」とコラムでまとめていましたし

いくつかブログ記事を読みましたが、落としどころとしては

・親がクレーマーになってきている

・世の中暴力が悪となってきている

・子供が実際に暴力(アンパンチ)を真似て止まない事実がある

こんなところでしょうか

Aさんも、「やってはいけないこと」や「悪いこと」をアニメを通じて表現しているのであって、アンパンマンの焦点はそこじゃないとありました

そして同時に子供心に、ちゃんとわかっていたとしめくくられておりました

その価値観は、今も常識として、そこにあるの?

国際化が進むということは、価値観が多様化するということは当たり前であり、避けられないことでもあります

今50代の大人が子供だった頃の「当たり前」はすでに当たり前ではありません

この「当たり前」を当たり前とする同じ価値観を持った人はいるでしょうが

違うという価値観を持った人も以前よりたくさんいることでしょう

違う意見が勃発するという点は、メリットでもあり、デメリットでもあると思います

オーストラリアやアメリカでの生活を通じて学んだこと

個人的には豪州に2年、アメリカには2年連続で数か月滞在しておりますが

海外勢(日本以外を知っている人)と接していて感じるのは

人それぞれ当たり前なことが違うということです

(大したことのように聞こえませんが、結構重要です)

あなたの当たり前はこれだけど、私の当たり前はこうである

その相違点を補い、どうやって私たちは共存したらよいかを考える、そういうスタンスで出来上がっている文化がありました

同じ日本人同士であっても、その姿勢は変わりません

もちろん、それができない人、あえてしない人、受け入れられない人等も多くいるため、差別や偏見的な人たちも多くいます

でもそういう人たちも「そういうものだ」と存在している国があります

例えばアメリカのような移民が多い国といえるでしょう

視点を変えれば、アメリカが抱える問題でもありますし、日本にはまだ本格的に存在していない問題ともいえます

国際化が進むと日本もアメリカのような「違う価値観」が存在する問題を抱える事となります

というか、すでに抱えはじめています。ここで問題なのは、国民の多くは日本人であり、日本人同士であっても「当たり前」が違うことが、腑に落ちていない人が多いということでしょうか

このままで本当に日本は国際的になれるのか?

個人的な意見ではありますが、「こういうことは自分が子供の頃は当たり前だった。今の時代はおかしい」と、テレビで飄々と言える専門家の割合と、「違う意見もあってよい」と言える専門家の割合がいい感じになってくれば、国際的、共存的な世の中になるのではないかと思っています


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