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想像の力と想像をコントロールする力

小2息子が久しぶりにひとりでお風呂にはいった。

たったそれだけのことだけど、それは息子の成長を感じさせる出来事だった。


さかのぼること数ヶ月前、アマゾンプライムでうっかりコナンを見てしまった息子はひとりでお風呂に入れなくなった。

お風呂でひとりになると、コナンに出てくる黒いシルエットの犯人を思い出してこわくなってしまうという。

(レーティング大事。反省。)

もうひとりでできるよ!ということが多い息子だけど、それ以来お風呂はパパかママ一緒にはいって…というようになった。


わたしも小学生のとき、父がみていた「ジョーズ」をみてしまって(見るつもりじゃなかったのに、リビングにいたばかりに)、夜ひとりで2階の自分の部屋に行くのがこわくてたまらない時期があった。

海なし県に住んでいて、ましてや家の中にとつぜんジョーズが現れるようなことはないはずなのに、もしかして暗闇からジョーズが現れるかもしれない、という想像をしてこわくなる。

いまおもえば、そんな風にリアルに想像してこわくなれるというのは想像力があるからなのだよなぁと思う。

いつからだろう、こわい映画をみても平気になったのは。


そんなわけで息子がひとりでお風呂に入らなくなって、それが当たり前になってきていたのだけど、急に大丈夫になった。

聞けば「コナンをみたことは覚えてるけど、こわいのを頭の中で想像しなくてよくなったんだよ」とのこと。


こわくなくなったのはもちろんなのだけど、想像しなくなったという自分の変化に気付いて、大丈夫と思えるようになったこと。

それをこんな風に言葉で説明してくれたことにびっくりした。


子どもはどんどん成長していく。

いつだってこっちの心の準備の方が追いつかない。


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