子どもが生まれても、学ぶことをあきらめなくていい
思い切って飛び込んでよかった。
それが終わってみての感想。
春から通っていた青山学院大学大学院のワークショップデザイナー育成講座が、本日をもって修了した。
講座の存在を知ったのはもう10年も前。
そのうち受けようと思っているうちに子育てがはじまり、新しい仕事がはじまり、行きたいけど行けないなぁと思いながら何年もたっていた。
次男を妊娠して、これはチャンスだ!育休中に受講しよう!と決めたのにコロナの影響で募集がなくなった。
そして育休の終わり頃、やっと開催された説明会に参加したものの、卒業生の方の体験談を聞くとめちゃめちゃハードそうで…。
ただでさえ大変な育休復帰の時期に、さらに講義を受けたりレポート書いたりする余裕なんてないし、わたしの受講にあって負担がかかる夫ともケンカが増えそう…と弱気になってあきらめかけた。
でも子育てと仕事を言い訳にしていたらまた何年も行けないかもしれない。
この学びたい気持ちがあるうちにチャレンジしよう。
やっぱり受験しようと思いたったのは受験の願書提出3日前。
自宅にあると思っていた大学の卒業証書がなくて実家で探してもらったりしてなんとかギリギリで願書を出し、オンラインでの面接をへて、無事に受講することができた。
予想より楽だった!みたいなことはまったくなかったけど、予想より楽しめた。
ときどき、結婚前や結婚したての同性の人から、キャリアについて相談をうける。
子育ては楽しいことばかりじゃないけど、子育てによって新しい世界が広がる楽しさもある。
子育てしながら働くことも学ぶことも、前とまったく同じようにできるわけじゃない。
そこに制約がうまれる。
その制約に、泣きたくなったりうんざりしたり、なにかをあきらめたくなってしまうときもある。
だけど、その制約の中での試行錯誤をとおして学ぶこと、得ること、広がることも数え切れないくらいたくさんある。
ワークショップデザインを考えるとき、「制約」の使い方は意外と大切で。
制約があるから、なにもできないわけでも、不自由なわけでもない。
適切な制約によって即興性を高めたり、対話をしやくすしたりすることができる。
制約をみとめた上で、どうしたら実現できるか考えることで、その制約がクリエイティブにつながることもある。
だから結婚しても、子どもがうまれても、自分がどうしたいのか?
それをつかんでいたら、きっとそれはあきらめなくていいんじゃないかなと思う。
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