やってみたいと思ったときがベストタイミング
いろいろ迷った末に、認定ワークショップデザイナー資格にチャレンジすることにした。
やるなら、今しかない、と思ったから。
今年の5月から8月にかけて、青学大学院のワークショップデザイナー育成講座を受講した。
働きながら夜や休日をつかって、講義を受け、レポートを書き、実習をする。学ぶのは大変だったけど、学ぶこと自体の楽しさや学び直しの大切さを感じる機会になった。
認定ワークショップデザイナーは、ワークショップデザイナー資格取得者を対象にしたいわゆる上位資格にあたる。
あんなに大変だったのに、なぜまた大変なことをやろうとしているのだろう。
ひとつは純粋に学ぶことが楽しかったから。
ふだんから本を読んだりセミナーに参加したりしているけど、一定期間体系だった講座を受けるのは久しぶりだったし、知識を得るということだけでなくこれまでを振り返り、学び直す感覚がとても新鮮で楽しかった。
だから、また、もうちょっと学びたいと思った。
もうひとつは自信がついたこと。
子育てしながら働くだけでも毎日いっぱいいっぱいなのに、講座に通い勉強する時間を捻出できるのか、最後まで通いきれるか、家庭は大丈夫なのか、正直不安しかなかった。
だけど家族の協力と応援のおかげもあって、無事に修了することができて、ホッとしたと同時に自信になった。子育てしながらでも、働きながらでも、学びをあきらめなくていいのだ。
自信がついたと同時に背中を押したのは過去の後悔もある。
そもそもワークショップデザイナー育成講座を知ったのは10年前だった。
当時はいまの会社に転職したばかりで、もうすこし落ち着いたら…と思っていた。そうこうしているうに、仕事がめちゃくちゃ忙しくなって余裕がなくなり、やっとすこし仕事が落ちついたときに子どもがうまれた。
子育てと仕事に目の回りそうな毎日を過ごしていたらいつの間にか10年がたっていて、その途中途中で後悔した。あの時受講しておけば…子どもが生まれる前になんで受講しなかったんだ…と。
結果論としては、すごくよいタイミングで受講することができてよかったなと思っているのだけど。
子育てしながらでも、働きながらでも、学ぶことはできる。でも、家族のことも仕事のことも、いつどんな変化が起きるかわからない。なんの躊躇もなく飛び込めるほどのよゆうが常にあるわけではないのだ。
だから、「いま」と思ったなら、きっとそれがベストなタイミングなのだ。ここを逃したらまた10年後になるかもしれない。
まぁ10年後でもきっとそのタイミングでしか学べないことがあるのだけど、また後悔したくないなと思った。それが最後のひとおしになった。
そんなわけで、今日が事前課題の提出締切で、ギリギリ昨日の夜に提出。やっぱり大変だったけど、とてもよい振り返りの機会になった。
来月グループワークと面接があるので引き続きがんばるぞ。
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