言葉はなくとも通じあえる
1歳3ヶ月の次男はまだしっかりした言葉は話せないのだけど、家の中で自分が小2長男に話すのと同じような調子で次男に話しかけていていることに気がついた。
気がついた、というのは次男に話しかけると次男はそこにきちんと反応して動いてくれていたので、それが自然すぎてちょっと当たり前になっていたのだと気が付いたということ。
例えば、保育園から帰宅して一緒に手を洗うと、保育園の荷物を片付けながら「次男くつした脱いでねー」とべつにほんとにひとりで脱いでくれとは思ってなかったのだが、長男に言うような感じで声をかけたら次男は自分でくつ下をぬいで洗濯かごにいれてくれる。
それで、ありがとうと声をかける。
リビングにパソコンを置いていたらバソコンをカチカチしたかったらしく次男が夫の椅子に登ってパソコンを取ろうとしていたので、「こっちおいで。ママのおひざでカチカチしたら?」と声をかけたら、ちゃんと椅子からおりてわたしのところにやってきた。
言葉は話せなくてもちゃんと聞いてて理解してることにびっくりする。
最近は意思もはっきりしてきて「ヤヤー!(やだー)」とよく言うし、来てほしいときは指をさしてこっちきてとアピールしたりする。
大人同士のやりとりでは、言葉にすることが大切だったり、察してもらうことを期待しないで伝えることが大切だったりと言われているけれど、次男をみているとまず大事なのは自分の気持ちなんだろうなと思う。
自分がどうしたい、どう思ってる、どうしてほしい。
まずこれがないと、伝えようもつたわりようもない。
それを自分でつかんだ上で伝えるために工夫をする。
それはきっと言葉に限らない。
相手に伝わるためにとれる手段をとるということなのだと思う。
すべてを言葉でやりとりしなくても、伝わることがある。
それは伝えようとする気持ち、それをキャッチしようとする気持ち、両方あって伝わるのだよなぁと思う。
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