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家族アルバムに名前をつける、という作業。

おわった!今年も無事に完成した。

毎年つくっている家族アルバム。


夫と付き合うようになって毎年記念日にアルバムをつくるようになった。

そこに長男が加わり、去年は次男が加わった家族アルバム。


毎年大量の写真から(スマホになってほんとうに写真の量がふえた)、写真を選定し、デザインを決め、編集し、コメントをいれるのはそこそこ時間がかかる。

正直めんどくさい。


それでも、毎年アルバムをつくり続けているのは結婚式のカメラマンさんの一言がきっかけだった。

撮影してもらってデータをもらえればいいかなと思っていたわたしたちにそのカメラマンさんは言った。

「アルバムにすることで何度も手にとれるんです。印刷しないと写真なんてなかなか見返さないから」

それはもちろん営業トークもふくまれていたと思うけれど、カメラマンさんのオフィスには素敵な写真やアルバムがたくさん飾ってあった。

こんな風に家に写真がたくさんあるのはいいなと思った。


結婚式という非日常がおわって、日常にもどっても、ケンカをしてもなにかたいへんなことがあっても、結婚式のときの気持ちを、幸せを、ときどき思い出せたらいい。

そう思って、結婚式のアルバムづくりをお願いし、それからも毎年自分たちでアルバムをつくっている。


結婚式のあとも、毎年結婚記念日の近くになるとそのカメラマンさんに家族写真をとってもらっている。

家族アルバムの最後の数ページは、カメラマンさんにとってもらった家族写真。


写真部分の編集が終わったら、帯の文章を考える。

表の帯は毎年その年を表す短い言葉をいれているのだ。


今年はわたしたち家族にとってどんな1年だったんだろう?


家族がふえるにつれ、楽しさもふえ、でも複雑さも増す。

たいへんなこともある、めちゃくちゃある。

目の前だけを見ると、毎日毎日家の中では事件だらけ。

だけど写真をみながらどんな1年だったのかと考えてみると、そういうのもまるっとふくめてなかなか楽しく暮らせたじゃないか。

そう思えるから不思議。


家族アルバムをつくり、その1年に名前をつける。

それはわたしにとって家族を俯瞰して眺めて意味づけする、そんな作業なのだと思う。





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