週末の会話

毎週末、息子たちを寝かしたあとで夫婦で話をする時間をつくっている。

久しぶりに夫婦で大学で講演をすることになったので、今週はちょっと長めのスパンで結婚してからこれまでのパートナーシップや仕事や育児についてつれづれと話をした。

これまでパートナーシップの危機や家庭の負荷が高まる出来事も何度もあってそのたびに話し合って力を合わせてなんとかかんとかここまでやってきた。

そのときそのとき、しんどかったことも、うまくいかなかったこともあったけど、そうやって向き合って取り組み続けたからこその今。

次男の育休復帰以降、夫婦でほほ在宅勤務の働き方になって、長男がうまれてからの7年の中ではたぶん一番パートナーシップが安定している。

我が家はフルタイムの共働きで、子育てしながら働くことに精一杯というか、そこすら回りきっていないタイミングもあるくらいの状況で、そこにくわえて夫婦ともに子育てをしながらけっこう大きなキャリアのチャレンジを何度もしている。

結果的にお互いによゆうがなくてケンカがふえたり、一緒に疲弊したりということもあった。

でもいま、育児の状況的には次男は延長保育ができない保育園で長男は平日日中も家にいるという育児の大変さは高まっているにも関わらず、長男のときの育休復帰後はなんだったんだというくらい、ケンカもなく、夕飯を食べながらみんなで笑えるようなよゆうがある。

通勤時間がなくなって時間にゆとりがうまれ、常に大人ふたりで家事育児をできるこけで物理的にも精神的にもよゆうができた。

あの頃しんどかったねとふたりで笑って、こんな風に家族で平和に平日を過ごせる日が来るなんて想像もしてなかったねと話をした。

もし将来、息子たちが子育てをすることがあれば、その頃には今よりもっと、仕事も子育てもその人らしくできるような環境や文化になっていたらいいなぁと思うし、そんな未来をつくっていかなくちゃなぁと思う。