時間のゆとりは心のゆとり

エネルギー使い果たした金曜日。

「今日夕飯どうする？」
「どうしよっか」

朝から夫との間でこんな会話をしながら、お互い夕飯つくる気力もメニュー考える余力もないことが判明したので、考えるのはやめて近場のつぶれてほしくないお店で久しぶりに外食にすることにした。

時間短縮のため、仕事が終わったら長男も一緒にみんなで次男の保育園お迎えに行き、そのままお店へ歩きながら、出社してたらこんなことできなかったなーと思う。

毎日当たり前に出社していた長男の保育園時代は、毎日お迎えギリギリで、保育園に着くとへろへろ。

家に帰ってもまだ夫は帰宅してなくて、お腹空いておかしく食べたがったり一緒に遊んでほしがる長男をなだめたり気をそらせたりしながら夕ご飯をつくって、食べ終わる頃に夫が帰宅することが多かった。

みんなで保育園のお迎えに行くとか、のんびりご飯を食べに行くとか、あの頃には考えられなかった。

4人でさくっとご飯を食べて、手をつないで家に帰る。

なんてことない1日だけど、平日にみんなでご飯を食べて手をつないでお散歩して、それはなかなか幸せな1日なのだ。

在宅勤務になって通勤がなくなったことで、家に、生活に、すこしゆとりがうまれていて、そのささやかなゆとりが気持ちのゆとりにもなっている。