プロフィールグラレコを描いてもらったら。
自己紹介が苦手だ。
なにを言ったら自分のことが伝わるのか。
どう話したら伝わるのか、いつも頭を悩ませる。
好きなことはいろいろあるけど、わざわざ自己紹介でいうほどの趣味なのかわからない。
いろんな仕事やプロジェクトに関わってずっと楽しく働いてきたけれど、やってきたことをうまく一言でいえない。
やってきたことが(自分の中ではつながっているのに)人から見るとバラバラで、何ができる人なのか、何したい人なのかわかりにくい。
「編集者」という肩書きはわかりやすいけれど、編集者という肩書きでわたしのことがうまく伝わる気がしない。
というのが昔からの悩みだ。
この2回目の育休はキャリアの節目でもあり、これまでの仕事を棚卸しして整理し、40歳に向けてなにをしていこうかと考えている。
でもひとりで考えていると思考がぐるぐるして煮詰まってきてしまったので、人事時代の学び仲間であるひめさんに話を聞いてもらい、プロフィールグラレコを描いてもらうことにした。
完成したのがこちら。
すごい!
ほんとうにうれしかったのは、お話して、このグラレコを見て、いままでやってきた、いっけんバラバラに見えることたちがちゃんとつながってるのだ!ということを、実感できたこと。
バスケのプレイヤー時代に試合結果のデータ分析はじめたことと働くようになってマクロを勉強してルーチン業務の自動化するのは、地続きで。
総務でどんな株主総会をつくるか考え形にしようとした経験は、新規事業でユーザーさん向けのイベントやコミュニティづくりをするのとつながっていた。
バスケのマネージャーになって考えた、人と組織の力を引き出すことは、働くようになって、子育てをするようになっても、ずっと考え続けているテーマ。
そんなことを、この1枚のグラレコが教えてくれる。
そして自己紹介は苦手だけど、このグラレコを見せながらだったらなんだか楽しく話せそうな気がする…!
バラバラだった出来事の点のつなぎ方、それが見えなくてわたしは困っていたのだと気がついた。
神戸大の金井壽宏先生は「キャリアの節目では、リフレクションしキャリアをデザインする」といいと言っている。
こんな風にグラレコにしてもらうと、これまで歩いてきた道がよく見通せる。
それによって得られる気づきがあるのだ。
4月の復帰に向けて、不安や迷いがあるけれど、これまでのことをぎゅっと大切に抱きしめて、また新しいチャレンジをしよう、そう思えた体験だった。
ひめさん、ありがとうございました!
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