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息子から学ぶこと

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子育てをする中で考えたこと、感じたことのマガジンです。
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2024年3月の記事一覧

母になって10年

我が家の3月はお祝い月間。 ふたりの息子たちの誕生日というイベントの月だ。 自分が年を重ねて、子育てをする中での山や谷をなんとか越えたりする中で、健康の大切さを感じるようになる。 我が家は、息子たちそれぞれの誕生日アルバムをつくっていて、0歳の時から毎年1ページ息子の写真と父と母にそれぞれからのバーステーメッセージのカードを書いて、アルバムに貼っている。 そのメッセージを書く中で思うのは、次の1年も健康に大きくなってほしいという願いだ。 そんな風に毎年1ページづつ増

美容院でみえる兄弟のちがい

我が家の息子たちは、生まれたときGoogleフォトが同一人物に間違えるくらい顔が似ていたけど、小さい頃からちがいを感じることが多かった。 大きくなるにつれ、ふたりの個性のちがいがよりくっくりとしてきて面白い。 息子たちと一緒に美容院に行く。 いつもの美容院、いつものお姉さん。 ふたりとも慣れた雰囲気で椅子に座ってリラックス…というか、家にいるかのように自由に過ごす。 最初にカットしてもらう長男は、お姉さんに「今日はどうする?」と聞かれて、「いつものツーブロック」と即答

長男の頼もしい後ろ姿

こんな日がくるとは、と思う。 今日はそんな日だった。 いつも遅刻ギリギリで出発していく小4長男。 めずらしく早起きして朝ご飯を食べ終わり、ソファでYouTubeをみていた長男が、「ヒマだからもう行くわと」と、いつもより早くフリースクールに向かう後ろ姿を玄関で見送る。 今日は4年生最後のフリースクール登校日だった。 3年前はいよいよ学校に行けなくなり、行くのをやめるという決断があり、2年前は毎日家にいる生活でこれからどうなるのだろうと思っていた。 1年前は、週2のフ

「それ知ってる!」が、興味のきっかけになる

先日、3歳次男と病院に行ったときのこと。 先生がいろいろと説明してくれているのを神妙な顔で聞いていた次男。 説明の中で「白血球」という言葉がでてきたとたん「ぼく、はっけっきゅうしってる!わるいやつをやっつけてくれるんだよ!」と先生に目をキラキラさせて言っていた。 長男がはたらく細胞のアニメをみているのを横で一緒にみていたらしい。よく知ってるなーとおどろいた。 また別の日、とつぜん小4長男に「ぼくの血液型は何型なの?」と聞かれた。 説明をしていたらいろいろと疑問がでてき

冬に食べるかき氷

3月にはいったとはいえ、まだコートが必要な寒さだというのに、3歳次男が「かき氷する!」と言う。 いやいやさすがに早いでしょと思って、「もうちょっとあったかくなってからにしたら〜」なんて言いながら家事をしていた。 そのうち気が変わるのではないかという気持ちがあったのだ。 ふと気づくと、次男はひとりで冷蔵庫まで大きな椅子をせっせと運び、背伸びして冷蔵庫の上のほうにあるかき氷のシロップを出し、製氷皿から氷を出していた。 彼は本気だ。 ねんのため「かき氷食べるの?」と聞いてみ

好きで楽しいこと

大会をひかえた小4長男が練習のために走りたいというので、夕方仕事を早めに切り上げて付き合うことに。 一緒に大きめの公園に行き、走るコースを決めながら距離を測る。 長男が本番の距離にあわせて3周走るというので、タイマー係をすることに。 それまでポケモンを捕まえながらゆるゆる歩いていた長男がちょっと真剣な顔になって走りはじめる。 タイマー係の私の前を通りすぎるときはニコニコ。 肌寒い中、半袖の長男は軽やかなフォームで走る。 あっという間に3周。 最後はスピードをあげ