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息子から学ぶこと

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子育てをする中で考えたこと、感じたことのマガジンです。
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2024年2月の記事一覧

手をつないで空を見上げて

朝、3歳次男と手をつないで保育園に向かって歩いていたら次男が「今日はお空まっしろだねー、きのうと一緒だね」と言った。 空を見上げたら、ほんとうにまっしろなくもり空。 「ほんとだ、まっしろだねー。今日は青がないね」と答えると、次男は「この前はわたあめみたいなくもの日があったねー」と言う。 あの日だ、と思い出すと同時に、次男と手をつなぎながらみたその日の青空を思い出す。 2月とは思えないくらいすっきりした青空だった。 次男は最近、朝起きると最初に「今日ほいくえん?」と確

「学ぶ」の前に必要な興味をもつというプロセス

小4長男がフリースクールでやって楽しかったから家でもやりたい!ということで、カンジモンスターズというカードゲームを買った。 名前の通り、漢字をテーマにしたカードゲームらしい。 定時をすぎて、あとちょっと終わらせたい…とねばっていたら長男が部屋にやってきて「ママ、一緒にカンジモンスターズやろう!」と誘われる。 週末に父子バトルをしていたけど、私はまだプレイしていなかったのだ。 残ってる仕事は翌日に回すことにして、夕飯の準備を長男に手伝ってもらうことで早めにすませ、次男が

3歳次男の絵を描くのが楽しい気持ち

毎日、保育園から帰ってきた3歳次男のリュックにはたくさんの作品がはいっている。 たくさんのお絵かきした紙や、ノリやハサミをつかってつくった工作物。 こんなに毎日書いたり作ったりしているんだなぁと思う。 毎日みていると、少しづつ描くものが変わっていくのがみえておもしろい。 クレヨンや色鉛筆をつかって描くことが楽しくて線を書いていた時代から、描きたいものがでてきて車や電車(本人の説明によると)を描くようになり、車や電車を丸や四角で表現するようになる。 ぐるぐると書いてい

コネクティングドッツ的な学び

小4長男がいきなり問題を出してきた。 「反対の意味で2面性のある絵を書いている作家は誰でしょう?」 え、だれ? 知ってる画家の名前をあげてみるけど当たらない。 本棚にあった図鑑NEOの「はじめての絵画」をひらいて、これ?とか聞いてみてもわからず、おてあげすぎてヒントをもらって調べて、答えがわかるまでに30分ほどかかった。 なぜいきなりそんな問題を出してきたかというと、フリースクールでアートをテーマにした授業があったようだ。 図鑑を一緒にみながら「これ知ってる!」とい

息子たちとの料理と、生活の中にある学び

週末、野菜たっぷりの餃子が食べたい!と思いいたって、夕飯は餃子パーティーにすることにした。 「餃子を一緒につくってくれるひと〜」と募集してみたら、息子たちが「はーい!」と立候補してくれた。 シンプルな野菜と肉と餃子と、エビと大葉入りの餃子をつくることにして、タネをつくって、いざ包む! 粘土遊びの延長のような感じで3歳次男がつぎつぎと包む(が、めちゃくちゃタネがはみ出てる!だいたん!笑) 餃子の皮を1枚取って、スプーンをつかってタネを置き、ユビデ餃子の皮のまわりにお水を

長男の焼き立てピザパン

朝5時半、起き出した小4長男が「朝だよ」と声をかけてくる。 平日は起こされるまでのんびり寝ていることも多く、数日前に「フリースクールの日はなんでこんなに眠いんだろう〜」と言っていた人とは思えない早起きである。 長男の早起きの目的は、ピザパンをつくること。 ピザパンは長男の得意料理。 毎週木曜日のお弁当はだいたい長男が前日に準備したピザパンを大人が早起きして焼いている。 だけど、お弁当じゃなく久しぶりに焼き立てのピザパンが食べたい!というので、前の日の夜に一緒にパン生地