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できない理由じゃなくてできる理由を探す。自分の弱さに向き合い続けた3ヶ月

こんにちは!RAHA KENYAインターンの土井彩優奈です!

私事ですが、約3ヶ月間お世話になったRAHA KENYAを卒業します。
インターン開始時にnoteを書いたのがついこの間のことのように感じ、3ヶ月という時間の流れの早さに驚いています。

私が3ヶ月間という短い期間の中でRAHA KENYAで何を学び、感じたのか、出来事と共に思いを綴らせていただければと思います。長くなってしまいましたが、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです!


最初の大仕事でのミス

RAHA KENYAにJoin後、ケニア最大級のPOPUPイベント出店という大仕事を任せていただきました。初めてのアパレル業務、ケニアという異国の地での接客、慣れない環境の中でドキドキしながら、「よし!頑張るぞ!」とイベント前日には何度も当日の様子をイメージしながら寝ました。

待ちに待ったイベント当日はなんと大雨☔️

イベント自体は朝9時から始まるのですが、大雨の影響で出店者すらも全然来ず、結局お店が並びはじめたのは11時を過ぎていました。もちろんお客さんも来ず、SNS発信や他の出店者とのコミュニケーションを楽しんだりして時間が過ぎていきました。

大雨で誰もいないイベント初日

そんな中、ケニア店舗運営業務の一つである「SNS投稿発信」が適切にできていないというミスをしてしまいました。SNSマーケティングを行うRAHA KENYAでは投稿ひとつひとつが大切にも関わらず適切な発信ができなかったことに対し、「あんなにイメージして準備したのに、迷惑かけてしまった」とできなかった自分に悔しさを感じていました。

涙の反省会

その日の夜、代表のリエさんと2人で反省会を行いました。
そこでリエさんから「業務ひとつひとつに目的と意味がある。それを考えて丁寧に業務を行ってほしい」とご指摘をいただきました。どんな目的をもってこの業務を行うのか、自分の行動がブランドにどのような影響を与えるのか想像力が足りず深く考えられていなかったことに気づきました。

1日目の反省会を経て私は「目的意識・責任感・やる気・行動力」の4つを掲げ、残りの2日間のイベント頑張ってきます!とリエさんに誓いました。

スマホのホーム画面にセットして自分を鼓舞させる作戦

イベント2日目 売上目標達成🎉

反省会の内容を胸に刻み、イベント会場に出かけた2日目。
1日目にミスをしてしまったSNS発信を丁寧にやることはもちろん、どうしたらお客さまにRAHA KENYAの商品に興味をもっていただけるか、客観的な視点をもって、商品のディスプレイや接客方法を変えたり、色々な施策のトライ&エラーを自分なりに繰り返し行いました。その結果、売上目標を無事に達成することができました!

目標を達成しました!とLINEで報告した時、チームの皆さまから「頑張っていただきありがとございます!」と嬉しい言葉をいただき、これまでにないくらいの達成感と安堵を感じました。

RAHA KENYAの魅力を伝えられる嬉しさ

3日間のイベントでは合計約200名のお客様にRAHA KENYAブースに足を運んでいただくことができました。その中で感じたのは
✔️RAHA KENYAの魅力を多くの方に知っていただくことができて嬉しい!
✔️色々な言語でコミュニケーションをとることが好き!
ということでした。イベントに来るお客様はヨーロッパ、アジア、アフリカなど多国籍で、英語、フランス語、韓国語、中国語など色々な言語でお話ししたり、RAHA KENYAに興味を持ってもらい「素敵なブランドだね」と言ってもらうことができてとても嬉しかったです。

RAHA KENYAの商品を多くの方に手に取っていただけました🫶

アパレル初挑戦の工場業務を任せてもらえるまで

最後に工場の皆さんとパシャリ📸

一つ一つを丁寧に、効率よく!
インターンとしてジョインした初日は、製作に関する知識や業務を教えていただきながら、商品の検品作業や水通し、布検品などを繰り返し行っていました。特に1日に数十枚近く検品をしたり、アイロンがけを行ったりした時は、先が見えない作業にモチベーションが下がりそうになった時もありました。
その時は、自分の検品作業の進め方を見直し、いかに効率よく進めるかを考える&トライを繰り返したり、この業務は何のために行っているのか目的を意識するなど工夫を行いました。お客さまにRAHA KENYAの商品を通して笑顔になっていただきたい!という思いをもって、一つ一つの業務を丁寧に行っていきました。

そして、そういった業務に対する姿勢を見て、工場での業務を任せていただけることになりました。リエさんに「丁寧に検品をしてくれるアユナさんなら任せられる。お願いします」と言っていただけたことがとても嬉しかったです。

ドミニクの工場で修正依頼の指示を行う様子

期待に応えたい!という思いをもって、工場へ行く前日にはイメトレと業務の目的の再確認を行いました。工場では、工場長のドミニクが従業員の人たちに的確に指示を行いながら、自ら手を動かし、忙しく働いている姿がとても印象的でした。そして、検品して不備があった商品の修正指示を従業員の方々に行うと、すぐに修正にかかり、数十分後には直った状態で戻ってくるという脅威の修正スピードに圧倒されました。

最初はリエさんと2人で行った工場ですが、インターン最終日には1人で工場を訪れ、修正依頼を行うことができました。
業務に対して責任感を持って全力で取り組む

仕事を任せていただける

できることが増える

自信に繋がった🙌
 


インターンを通じて学んだ3つのこと

1. 「自分の弱さに向き合い続ける大変さ」

インターンが始まってから、週に1回リエさんと1on1を行い、1週間、1ヶ月の目標、振り返りなどを行いました。毎日の業務の中で感じること、学ぶことを言語化することの難しさ、リエさんと話す中で自分では気づかなかった思いに気づいたりすることもありました。完璧主義で自分への期待値が高いが故に細かいミスをしてしまう(自分なら平気だろうという思い込み)ということもその一つでした。

自分の弱い部分を認めるのは辛く、目を背けたくなってしまうけれど、自分の弱さと向き合うことで、対処法を考えることができ、成長につながると思います。弱さを自覚し、壁にぶち当たる度に「何のためにケニアまできたの?RAHA KENYAのインターンで何を学びたいのか?」というリエさんからの原点に立ち返らせる質問を自分に問い続けました。

2. 「本気で自分に向き合ってくれる人の存在」

河野家のみなさんと休日にレンジャーコーデ💜

「アユナさんならできる。期待してなかったら言わない。」
リエさんはいつもそう言って本気で自分に向き合って接してくれました。だからこそ自分もその期待に応えたいという気持ちを持って頑張ることができたのだと思います。

ここなら自分の弱い部分を見つけて向き合えるかも。と思ったのは実は面接の時でした。面接では、これまでの活動や将来についてなど色々なことを話しました。その際に「RAHA KENYAである必要は?」「本当にそう思ってる?言葉だけじゃなくて?」「何をしたいのかが見えない」など深掘りいただき、その時、自分がこれまで頑張って保とうとしていた変なプライドが壊れたような感じがしました。正直悔しかったです。でも悔しい思いをしたからこそ、ここなら自分の弱い部分に向き合って成長できるかも。自分にとって辛いことかもしれないけど、本気で向き合ってくれる人の元で頑張りたい!と思うことができました。

3. 「できない理由じゃなくて、"できる理由"を考える」

RAHA KENYAのお洋服を着てみんなでパシャり📸

商品製作は、最初からイメージ通りに作ることがとても難しいです。実際に、柄の出方や縫い方などによって着た時のイメージや強度が大きく変わってくるため、イメージ通りのものに近づけていくためには、ひたすらトライ&エラーを繰り返していく必要があります。一回やってみて上手くいかなかった場合、どうしたら問題を解決できるのか話し合ったり、専属テイラーさんに相談して一緒に考えたり、できるようにするためには?をひたすら追い求め続けるRAHA KENYAメンバーの姿勢を見てきました。その姿を見て、
「できる理由を考えること」の重要性を感じると同時に、難しいかもしれないと思ったことでもポジティブマインドで頑張ることができました。

また、「できないことを素直に認める」ことも大事にしました。そうすればできないことをできるようになるためにはどうしたらいいのかを考えられるからです。これまで色々なことにおいても完璧主義だった自分だからこそ、それをすることは難しかったです。けれどそうしたことで少し心が軽くなりました。


さらに大好きになったRAHA KENYA

インターン最終日に素敵なプレゼントとお手紙をいただきました泣♡

私がRAHA KENYAインターンに応募したきっかけは、私がアフリカ渡航の一歩踏み出すきっかけをRAHA KENYAからいただき、今度は私が多くの人たちにアフリカ渡航や何かに挑戦しようとしている人たちの一歩踏み出すきっかけを作りたいと思ったからでした。

実際にゲストハウス運営やアパレル製作などの業務を行う中で、多くの方々に「RAHA KENYAに来てよかった。ケニア渡航のきっかけをありがとう」など言っていただけたことがとても嬉しかったです。また、私自身RAHA KENYAでアフリカ布のお洋服をはじめて着た時、とてもテンションが上がりました。そしてRAHA KENYAでのインターンを通じて、一つ一つの商品が作られるまでに多くの方々が思いを持って関わっていることを知り、改めて
「RAHA KENYA」ってとっても素敵なブランドだな。と感じました。

そして、RAHA KENYAのリエさん、ナミホさん、ミズホさんという素敵な方々と一緒に3ヶ月間働くことができてとても幸せでした。

「自分にしかできないことを考えている暇があるなら、目の前のことを全力でやる🔥」

これは「私が自分の強みって何だろう。」とリエさんに相談した時、言っていただいた言葉です。この言葉を胸に、これからも目的意識を忘れずに多くのことに挑戦し続けていきたいと思います!

初めてのアフリカ渡航で右も左も分からない自分に一歩踏み出すきっかけをくれたRAHA KENYA。3ヶ月間という短い期間でしたが、本当に多くの方に出会い、支えられてとても幸せでした。河野家の皆さん、専属テイラーのハイドン、ダイアナ、ゲストさん、ドミニク工場の方など関わってくださったすべての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

想いが溢れ、長くなってしまいましたが・・・
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
これからも私の挑戦は続きます✈️ぜひ見守っていただけると嬉しいです!

Asante sana!! (ありがとうございました)