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処刑場イシュタルテの軌跡3~Dの意思と消えたビルディバイン~

お久しぶりです。
LoveちゃんりなForeverことラグナです。

先日開催されたディバイドバトル大阪大会にてベスト8となった処刑場イシュタルテの解説です。

性懲りも無く処刑場かいって感じですが御容赦を。


リスト

採用カードが多すぎる……

メインデッキ(50枚)
4 邪欲の令嬢 イシュタルテ
2 要撃班 橘のケイティ
1 傾聴する者 アンタンドル
4 邪悪な取引
4 貫く血晶 
2 スティールラン
2 頼れる仲間
4 スモーク・ディスチャージャー
3 不意の衝撃
2 💀ネブラディスク
3 💀傾国の妖艶 エラーラ
3 💀発掘調査
1 💀感覚支配
2 💀グラビティブロウ
1 💀アイオーンの神像
3 ☆呪われた切札
1 ☆波状攻撃
4 ☆緊急接続
2 ☆呪術師の謀略
2 ☆影よ、仄暗き牙となれ

Dデッキ(12枚)
1 💀忌まわしき麗人 リノシス
1 💀影霊師見習い ルル
1 💀死に微笑む者 ベストーラ
1 💀傾国の妖艶 エラーラ
1 傾聴する者 アンタンドル
1 💀ディバイドフレア
1 💀ネブラディスク
1 💀発掘調査
1 💀遺物をめぐる紛争
1 💀スリル・ライド
1 💀狙われた遺物
1 💀秘宝の番人

リスト解説

ベースはこれまでの処刑場と変わりませんので過去2回のnoteをご覧いただければと思います。
(いずれ改めて全解説をしたnoteも書ければと思っています……いずれ……)


ノーアイコン枠

まず大きく変わった点としては「古代呪具 ビルディバイン」が抜けた所でしょうか。

さようなら、全てのビルディバイン

処刑場といえば1ターン目のビルディバインみたいなイメージが大きくあったかと思いますが、長く使ってきてこのカード本当にいるか?と常に疑問でした。
確かに1ターン目に打てた際には墓地の溜まる速度が早く有利に展開を進めやすくなっています。
懸念点を挙げるとするならば、

・1,2ターン目以外基本使わない(稀に途中で使うことはある)
・デッキを削りすぎる
・マリガン基準がブレる
・キープしていたいカードまで捨てる場合がある
・使わなくても結局20枚くらいは6,7ターンあれば溜まる
・他に積みたいカードが多すぎる

といった要素があったため1度抜いてみることにしました。
抜いた状態で何度か回してみた結果、不採用でも問題はないことが分かり、元々カツカツだったスロットも空けることが出来ました。
空いたスロットで入れたのが以下の2種です。

ビルディバインが抜けてビルディバインの子が入った

せっかくだからDデッキを使える構築にしようと投入しました。
出すと嫌な顔してくれます。(カミーリア以外)
落とすカードについて、詳しくはDデッキの解説の方で触れます。
「八咫烏」には無力なので自爆させることが多かったりする。

借りたら返せ

世はまさに大スティール時代。
相手のリソース源で自分のリソースを増やす。
相手がやるならこちらもやらねばなるまい。
というわけで投入しました。
「強制接続」がある分、出来ることの幅はかなり広いです。

☆(ショット)枠

基本的に「強制接続」以外は自由枠の為、環境に合わせて好きなようにいじれます。

「ほのぐら」ってみんな呼んでるっぽい

元々は「バーニング・トーメント」枠でしたが環境的に8000ラインを取れることによる旨みがそこまでなく、別に何でもいいんだよなーということでDデッキを触れるカードとして入れました。
このカードも入れたことによってメインデッキの💀枠から「傾国の妖艶 エラーラ」を1枚Dデッキに移せたので💀枠にも少し余裕が生まれました。
落とすカードについてはこちらも後述。

久しぶり

3rdシーズンの新エースであるライル、グリゼルダ、レダ(アンスラーグ)が軒並み5500ラインなので「不意の衝撃」等の元々入れてる除去カードでは取りにくく、先攻を取られた際にもしっかり除去が出来るカードとして採用しました。
実際かなり役に立ってくれた1枚です。

💀(バスター)枠

「発掘調査」と「傾国の妖艶 エラーラ」はフル投入、あとは墓地肥やし用のレガシーを入れるというのが本来の形でしたが、前述のDデッキ関連のカードの関係でそれぞれの枚数を減らして投入するカードを色々増やしています。

先史遺産

新しく入れたレガシーコマンド。
「発掘調査」では解放前にイシュタルテをドローすることができず、「アイオーンの神像」などでは手札が減るなか、痒いところに手が届く絶妙なカードでした。
序盤、中盤、終盤隙が無いです。

0コストで6000取るな

本当は謀略を3枚くらい入れたかったけど☆にそんな枠がなかったので代用した感じです。
一応相手の「目覚める超常」をスティールした時に加えられたり、「グラビティ・ブロウ」を捨てればただで打てます。

Dデッキ

前述の通りDデッキに触るカードはほのぐらorケイティのため、拾って役に立つユニットとレガシーのコマンドが入っています。
また、正直今回は入れてはいるけど全く使わなかったし使う機会も無さそうなのが
・忌まわしき麗人 リノシス
・遺物をめぐる紛争
辺りでここは割愛します。
また、「発掘調査」「傾国の妖艶 エラーラ」は前述の通りかつDデッキから落とす筆頭候補です。
困ったらとりあえずここら辺落としておきましょう。
その他のカードについて解説します。

なんだかんだずっと強い

コントロールの同系統(主にキティラ)で使います。
これを落としておいて「邪悪な取引」でエラーラとこれを回収してグルグルさせてると、相手に除去を使わせる回数がかなり増えます。
それ以外でも単純に手数で押し切りたい時や2枚目のほのぐら打つ時には落としておくといいでしょう。

5500は偉い

前述のベストーラと併せて更に手数を増やしたい時に。
これを落としておいて回収してから出せば更にユニットを落としてから回収みたいなことも。
とはいえこの構築ではそこまでのことはほとんどやりません。

アンタンドル(観測者) 
ほのぐら+邪悪な取引があってエースがない時に解放事故のケアとして入れています。
それだったら絶対ロクトールの方が良いよなと思っていたのですが変えるのを忘れていました。
皆さんはロクトールにしましょう。

確定1点は正義(カリンもだが?)

処刑場はその特性上相手のライフを0にすることは出来てもその後のラスト1点が届かないみたいなことは多くあります。
そこでこれをケイティで落としておくことで確定の勝ちが出来ます。
トップについては「アイオーンの神像」や「グラビティ・ブロウ」で確認しておけば大丈夫です。
……なんですが、基本的に相手のライフが0になるタイミングってこっちの山札もほぼ無くなりきってるのでダメージの効果が使えなかったり、対面によっては「スティール・ラン」で奪われたりもあったり中々運用が難しいです。
とはいえ使える場面はあるし勝ちに繋がる要素なので入れ得です。

土偶

ディバイドフレアが使えない時に落としてラストの1点を狙いに行くカード。
元々はメインデッキに採用されていましたが使わない対面には絶対使わないカードだったのでDデッキへ。
Dデッキはこういう使い方ができるからいいですね。

効果と名前とが噛み合ってないな

コレットやらのアグロ対面で2ターン目にケイティが出せていればブロックして破壊された時とかに落としておくことがあります。
墓地に落としてでしか使わないので、「フェンリス・ヴォルフ」よりはスカウト3があるこっちの方がいいです。

この女はユニットになりませんか?

コストは少し重いですが、全体火力が高いカード。
まぁ正直使う場面はほとんどないのですが、1回だけ使うことあったのでそういうことならと入れてます。

~未採用カード~

やっぱりべいぜ先生なんだよなぁ

本当は入れるつもりだったのですが、ディバイドバトル当日までに手に入らずなくなく採用してなかったですが、絶対に入れた方が良いカードです。
前述のディバイドフレア同様のラスト1点を容易に叩き込むことができるカードなので。
最優先で落として最後に回収しておきたいですね。

回し方について

マリガン

ビルディバインが無くなったので基本はイシュタルテを全力で探しに行く形で大丈夫です。
アンタンドルで止めるのはやめておいた方がいいかもしれません。(相手がアグロでとか場合によってはストップでもいいです)

立ち回り

今回は配信卓で1度プレイが出来ており、割と理想的な動きが出来ているのでこちらを参考にしていただければわかりやすいかなと思います。(2:22:26~辺りから私の対戦です。)

環境は大して変わっていないので、カミーリア等の前環境からいるデッキにへのプレイングは変わらず、前回のnoteを参考にしていただければ大丈夫です。
3rdシーズンからのデッキについては以下の通り。

グリゼルダ】
グリゼルダが「戦友の形見」を使用して2点で殴ってくるのがキツイですが、そこを咎められればあとは有利に立ち回れますので謀略を握れるように頑張りましょう。
セレスを使うデッキ全般に対しては基本は有利と思ってもらって大丈夫です。(処刑場の前ではセレスが15枚効果でヒット0になるので)
相手の接続血晶などはありますが、エラーラ一体ずつだしてコツコツ行きましょう。
「スティール・ラン」には気をつけて。

レダ】
アンスラーグのアタックを上手く止めて序盤をいなければ後はコントールしきって勝てます。
処刑場のヒットマイナス効果はアタック時ごとに誘発するので、レダの連パンをヴォルガネードとかでしてきたら最終的にヒットは0になったりなどこちらが有利すぎる感じで動けます。

ライル】
マリアムの準備をさせないようライルは効果コピーされる前になんとか倒しておきましょう。
特に初動のライルさえ倒せれば優位に立ち回れます。
マリアムの準備が整ってしまっても接続血晶で逆にライフはこっちが一気に持っていけるので大丈夫です。

【焼炙の門】
1番の天敵で正直これが流行るようなら処刑場は使えないな〜と思っていました。
しかし練習していて実際のところは青門(セレス等が入ってる型)には有利で赤門(ヴォルガネード等が入ってる型)には不利という結論が出ており、直近で結果を残していたのがほぼ青門だったのでいけるなという感じでした。
とはいえ流石に早期にイシュタルテを複数面並べられたりしたらどう足掻いても負けではあるので、当たりたくない対面にはなりますね。

あとこれは処刑場でよく聞かれるのですが、苦手な対面としては
「コスト5のユニットがヒット2でアタックしてくるデッキ」
です。
序盤からライフが削られすぎるとさすがに耐えきれないので。
なので前述のライルやグリゼルダ、あとはクラウディアや新マルグレアなんかは苦手な部類です。

総括

今回はベスト8という形で終わってしまいましたが、しばらくは環境に大きな変化は無さそうな感じなので、処刑場の立ち位置としてはとてもいい環境が続くと思います。
Dデッキが増えた分の研究は正直まだまだ余地があると思っているので、また何か思いついたら書きます。
何か質問があればTwitterまでよろしくお願いします。
これからもLoveちゃんりなForeverことラグナをよろしくお願いします。



また、最後にはなりますが今回投げ銭方式にさせていただきました。
公開日(11月26日)の翌日が誕生日です。
ストゼロ代にさせていただきます。

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