転移、そしてこれからの事

若い頃に子宮内膜症を発症した妻は、昨年子宮頸がん(腺がん)が見つかり広汎子宮全摘術で子宮と卵巣の全摘を行った

術後ひと月程度して、放射線同時併用化学療法でシスプラチンと放射線治療を2ヶ月近く入院して行う
身体への負担が大きかったのもありシスプラチンは当初予定した6回ではなく4回で終了となった

退院後は順調に回復していき、退院後2ヶ月後にはリングフィットアドベンチャーで体力をつけるまでに回復

ただ、定期検診で腫瘍マーカーのSCC値が少し高いのが不安であったが、肌荒れでも上振れするとのことで納得はしないものの様子見
その後の検診では腫瘍マーカーが基準値で収まる事もあったため、大丈夫だったのだろうと思っていた

派遣で仕事もし始めて、いい会社とも巡り合い順調に5年寛解を目指せると思っていた
そんな矢先、化学療法から丁度1年後に転移、再発が見つかる

転移は骨盤部分と他にも何箇所か散ってしまっただろう影?、腫れが確認できるとのこと
骨盤への転移はCT画像を見たが小さくはなさそうというのは素人目でも確認ができた
担当医曰くなかなか厳しい状況との事だった

定期検診を行っているのにここまで大きくなる前に見つける事はできなかったのだろうか
腫瘍マーカーが高かった時にもっと慎重に診てもらう必要があったのではないか、そもそも子宮頸がんが発覚する前にちょっとした体調の変化に気付いていながら何故一刻も早く病院に行かせなかったのか…後悔はつのるばかり
他人の話を鵜呑みにするのは良くない…直感を信じるべきだった

そんな事を言っても今更なので、今出来る事を精一杯やる事にしよう

この日記は諦めからではなく、これからの妻の日々の記録を残す事で身体の変化や異変に気付ける意味をこめて綴っていこうと思う

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