四半世紀ぶりにイリヤ・クーリック
巷でイケメンと言われているような人には全く興味がなかった中学生の私がスコーンと落ちた、ロシアの天才超絶美スケーター、イリヤAクーリック。男子シングルって面白いんだ!…というのと、私はイケメンでなくて、″美しい人″が好きだったんだ!!、男の人にも〝美しい″という形容詞が使えるんだ!!…というのを気付かせてくれた偉大な人でもあります。
幼い頃バレエを習っていて、フィギュアは勉強になるよ…と、5歳くらいから TVで見ていました。
そんな小さい子ども時代ですが、伊藤みどり、クリスティ・ヤマグチ、一応リアルタイムで知っています。見るのは女子シングルで、はっきり言って男子など全く関心がありませんでした。
1998年の長野オリンピック、あの頃ってとりあえず家にいる時はテレビをつけているものでした。いや、ほんとにつけていてよかった。
そして、多分2月14日の夜遅く、ちょうどやっていたんですね、男子シングル…の表彰式が!演技が終わった後の表彰式。演技はLiveで見られなかったわけで。
チラッとTVを横見しようとして、二度見しました。
なんかとんでもない人(美形)がおる。
横見した段階では何の競技だかも一瞬ではわからず、何?これ何??と心がざわざわした次の瞬間でフィギュアスケートだとわかりました。
率直にこんな人いるの!?と思いました。
これ、フィギュアスケートだよね?オリンピックだよね?
映画とかじゃないよね…??
抗えませんでした。この美貌には。
しかも背が高くて足が長くてかっこいい上に、何だかとっても可愛いし。なんかいろいろと大渋滞しとる。。
ごつめで漢らしいストイコ、伊達男キャンデロロを両横に従えて(❓)ひときわ輝いていた彼は本当に王子にしか見えなかった…。
ストイコとキャンデロロもそれぞれ個性的で魅力的。その真ん中にこれでもか!というほどの絶世の美男子が立っていたのですから、とにかく絵的にまず衝撃でした。。
どこかの王宮ですと言われても信じられますよ。
あー、キリン王子のお誕生日会か何かですか?ーみたいな。そうですね、ラプソディ国キリン王子のお祝いですかね。タラソワ女王主催の…。
このロシアの王子に即落ちします。
びっくりしたんですよ。あー、本当に「おうじ」って存在するのね…と。ちょっと現実味がないほどの美しさで、でも確かに存在していました。
オリンピックって何か特別なライティングしてる? この時のお肌がやたらとキレイ。透けるような美しさ。
そして、別にそんなに嬉しくないしー。とでも言わんばかりの落ち着き。20歳の男の子ってこんなに落ち着いてるもの??とりあえず最高。いや、嬉しかったと思うんだけど。後から彼の台乗りした他の表彰式とかみると大体こんな感じですね、アマチュア時代は。あんた金メダル🥇だよ、1位だよ、No.1だよ、チャンピオンだよ、優勝したんだよ!わかってる?って何回でも言ってあげたい。それくらい落ち着いてる。
わたし、美形は仏頂面でいてほしいんです。より美しいから。美形だからこそ、冷たい表情が本当に美しい。笑顔あんまりいらない。イリヤの笑顔はとても可愛いけど、たまにでいいわ。だから、彼の態度は最高。
しかもただ美しくてスタイルが良いだけで無く、金髪サラサラでりんごほっぺというだけで無く、その表彰式での立ち居振る舞いも優雅で動じることがなくて(単にぼーっとしていたという噂もある)鷹揚で高貴でした。
しかも金メダリストとか…、もうねー。いうことないよねー。
リンクサイドで表彰式を見守る若きタラソワさんは(50歳になったばかりではなかったかな?)まるで少女のように嬉しそうに手を叩いて、当時目の中に入れても痛くない、シングル唯一の可愛い可愛い愛弟子のイリヤを祝福したのでした。タラソワさん、年頃の、しかもこんな美形な男の子の面倒見るのは大変だっただろうけど、控えめに言って、うらやま。。
わたしは女の子しか育ててないので…。
それから総集編やダイジェストで彼の演技を確認して沼に…。しばらく毎日録画を見るという生活。
調べたら誕生日も一緒!生まれ年はイリヤが先だけど。
それで憧れはそのままに親近感を増し、いよいよ彼のことしか考えられなくなり…。
けれども次の世界選手権はスキップしてプロに転向することがわかって一旦立ち消えました。
この間、1.5ヶ月くらいだったかな。
今みたいに動画配信などなかったのでね。
それでもアマチュアはちょくちょく見てました。女子中心に、男子も見るようになった。
けれど、彼ほどの美は未だ見つからない…。
この度、SNSを最近やっと始めたというクーリック氏をうっかり発見してしまい、再熱! プロになってからや今のじゃなくて、アマチュア選手時代のクーリック!!
今度こそ動画を見まくる毎日です。あー、なぜ2007年くらいに(動画を気軽に見られるようになったのってこの辺じゃない?)思い出さなかったのか!
…というわけで、しばらく彼について語りたい気持ち。
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