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イリヤ クーリック - 愛国歌 -

イリヤクーリックの美しさは演技だけでなく、表彰台でも拝めます。表彰式って結構その人の素が出る気がして面白いんですよね。

イリヤクーリックがアマチュアで活躍していた頃のロシア🇷🇺国歌は愛国歌と呼ばれています。今と違うんですね。あまり定着しなかったから変えたみたいなのですが、美しいメロディーです。結構好きです。…というか、これ聞くとイリヤがすぅーっと頭の中に浮かぶので。。。

イリヤは競技選手時代、基本的にいつでもどこでもクールなのでした。むしろちょっとナーバスで、怒ってるの??…という雰囲気もちらほら。たとえ優勝🥇していたとしても!
でもそういう態度のイリヤが本当に好きで(えぇ、変態です)、というか、そうだからこそ余計好きになりました。ただ、タラソワさんにはもうちょっと、優しくとまでいかなくとも、普通に何とか…とも思ってました(もはや母親目線…)あまり外面とか気にしない人なのかな。当時「もっと愛想良くしなさい!」(こんな直接的な表現ではないと思うんだけど)…ってタラソワさんに怒られてたとかなんとか…。ケンカ売るタイプではないみたいなのですが、クールでドライで記者泣かせだった…ようです。しかし、言うこと聞かない美少年…、これはこれですごく可愛かっただろうなぁ…。
どこかのキスクラでイリヤが弱音を吐いたのか何なのか、何言ってんのよ!的にタラソワさんが一回バシンとイリヤの背中を叩いて(でも痛そうではない。相当な強さで叩いてるように見えるんだけど?)次の瞬間また何か言ったイリヤに対して、さっきのバシンは何だったんだってくらいにニッコリとご機嫌に笑いかけるという…。イリヤ、何て言ったんだ??…。猛獣使いか!? タラソワさん、イリヤに仰け反られても全然へこたれてないしねー。さすがタラソワさんよ。

今だと表彰式を確認できるのは、オリンピックの時のものはもちろんですが、centenial(1996)とか、世界選手権(1996)、くらいでしょうか。とんでもなく美形なのに、いつも基本的にちょっとぼーっとしてます。おもろ…。どこか抜けてるの…この人。そんなとこ最高に魅力的よ。表彰式でガッツポーズとか、泣くのとかは男女問わずあまり好ましくないと思うタチなので…(主観です)なので、イリヤみたいなタイプは最高です。
愛国歌のメロディーと映し出される美しいイリヤのお顔ドアップ…。ほんとに綺麗ね…。うっとりするし、整いすぎててびっくりするわ。どのタイミングでも美がこれでもかと放たれてます。

フィギュアスケートは特殊、というか他のスポーツに比べてアマチュアであっても商業的なところがあるし、単に日々のトレーニングを頑張っていればいいものではなく、選手も少なからず連盟やマスコミの対応だとか業界内のゴタゴタだとか、ストレスフルな環境に晒されていると思う。後者はフィギュアに限ったことではないけれども。

穿った見方をすれば、表彰式でもこの後のいろいろとか考えると憂鬱にでもなるのかと…。喜んでばかりいられないというか…。

そう思って改めて観ると、クールな美しさが一気に悲壮的にもみえてくる。それはそれで今度は悲壮感が美しさを際立たせて無限ループ突入でどうしようもないんだけど、うっとりしてる場合じゃないよね。。
今はまだ選手たちも個人的に発する手段ができて、表に少しずつ出てきやすくなっただけいいのかもしれないけど、それでも肝心な部分はきっと握りつぶされてる。
昔なら尚更。

あー、暗くなってしまう。コリヤダ氏のニュースとインタ聞いて、少し影響されてしまった。最初の勢いはどこに…。面白いことを書きたかったのに…。ホワイトクロウでもシンドラーでもどっちだって素敵だよ。
難しいね。

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