今年買ってよかったなと思うもの2023
今年も気がつけばあと数日……という年の瀬になり、よくありそうなネタだけど、自分が今年買ったものの中で"これは良かったな"と思うものをいくつか紹介しておきたい。
1.Ryzen 9 7940HS
いわゆる中華ブランドの小型PCに入っていたCPUで、PCがよかったというより搭載CPU自体がよかったという事になる。
Ryzen 9 7940HSは、今年初めにAMDが発表したいわゆるZen 4世代の高性能モバイル向けCPUで、内蔵GPUがかなり強化された。このおかげで小型PCでもそこそこゲームを楽しめるようになったし、CPU側の性能もかなり高まっている。構成要素が違うので単純に比較するものではないが、自宅のメインPC(Threadripper Pro 5955WX)よりPhotoshopやInDesignの起動が速くて腰を抜かした覚えがある。いま搭載PCはベアボーンでも7万円台後半なので比較的高いけども、たいていの人間はこれで満足できるだろう。
2.GeForce RTX 4080
本当はRTX 4090が欲しかったが、市中に在庫がほとんどなかったのと、あってもあまりに高すぎて筆者には買えなかったので妥協した。しかし結果的には大正解で、筆者の用途(同人誌制作、画像編集、低負荷のゲーム)程度では負荷にならないのか、GPU温度も消費電力もほとんど上がらない。もちろんカードサイズが巨大すぎる(3~4スロット占有、カード長35cm程度が当たり前なのは異常)のには閉口するが、その分巨大なクーラーのおかげか、少しでもアイドルや低負荷状態が続くとすぐ温度が下がる。
来月には性能の高まったRTX 4080 Superが出てくる予測が既にある中でタイミングが悪い気もしたが、出てくるであろう価格(高くなるに決まっている)と性能の上昇幅を考えれば、今は4080で正解だったと思いたい。
3.Threadripper Pro 5955WX環境
今年2月に導入したもの。CPUの性能云々より、マザーボード側にIntelの10GbE環境がオンボードであること、PCIeスロットの多さと圧倒的レーン数で自由度が高いのが満足ポイント。今はThreadripper 7000/Pro 7000シリーズが出ているのでそちらの方がいいに決まっているが、PCパーツの価格上昇に筆者が耐えられないので当分買えそうにない。
4.10Gbps回線
地元ではCTC(中部テレコミュニケーション)が10Gbpsの光回線サービスを提供していて、このサービスを今年導入した。本当はルーターが比較的自由なフレッツがよかったが、提供エリア外なので選べなかった。
追加している優先接続オプションのおかげかもしれないが、導入時から安定して下り5~6Gbps、上りも1~2Gbps出ており、各種スピードテストやゲーム中のレイテンシもかなり改善された。コストパフォーマンスはきわめて高いと思う。HGW(ホームゲートウェイ)自体も別に設けたファンで風を当ててるからか、ほとんど安定動作していてここは嬉しい誤算?だった。
5.サングラス類
筆者は普段裸眼で生活していて視力にはまだ困っていない。しかし日中の日差しがまぶしいとか、夜のヘッドライトがまぶしいのには困っていて、まずSNSで助けを求めたところ偏光サングラスを薦めてもらった。たまたまその時手元にあったJAFの冊子に、日本の偏光レンズといったらこれみたいな勢いで載ってたTALEXの存在を知り、それから比較的すぐに名古屋の取扱い店で初めてメガネ(というかサングラス)を作ってもらった。偏光レンズは一般的に暗くなるけど、このTALEXのレンズはそこまで明るさが落ち込まないのにまぶしさはかなり軽減される。筆者は今まで日差しや地面の照り返しなどをガマンしながら生活していたが、このサングラスを手に入れてから自分がそうした照り返しにあまりにも無防備だったことに気づいたのだった。
その後、[夜間の運転でヘッドライトがまぶしいのを何とかしたい]みたいな話を別のメガネ屋さんでした所、KODAKのレンズを薦められる。視界がかなり黄色くなるが、お店の蛍光灯のまぶしさも軽減されたし、暗い風景が裸眼より見やすくなるのが分かり結局もう1本メガネを作ることになった。ハッキリ言って自分には高い買い物だったが、実際これがあるないで夜間運転の快適さが全然違うので買ってよかったとなっている。
他にもあれこれあるが、実際に印象が強かったのはこれくらいだろうか。この中でも特にRTX 4080やメガネ類はもっと早く買っておくべきだったと後悔している2023年の暮れ。
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