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みんなの森 ぎふメディアコスモス

こんにちは、らふこです。

昨日は落ち込んだ記事を投稿してしまいましたが、あれから身内らに話を聞いてもらったりして、今は少し気持ち的にマシになりました。


今日は、久しぶりに1人で少し遠出をしています。
場所は、みんなの森 ぎふメディアコスモスです。

周辺地域の方でないとご存知ないかもしれませんが、ぎふメディアコスモスは岐阜県にある、岐阜市立図書館を中心とする複合文化施設です。
中には図書館だけでなく、市民活動交流センターや展示ギャラリーなども入っています。
本好きさん界隈では結構有名な図書館のようですが、私は今日はじめて利用しました。

このメディアコスモスはパートナーに教えてもらいました。
私が本を読んでばかりいるので、勧めてくれたようです。

2階建の大きな建物で、1階にはローソンや飲食スペース、スタバもあります。
1階中央は職員のオフィスにもなっていて、働く様子が利用者からも見れるようになっていました。
職場の人たちの静かな仕事ぶりに、「静かに仕事ができる職場もあるんだなあ」と羨ましく思いました。

そのまま、図書館である2階に上がります。

2階には白い傘のようなテントが頭上からいくつも吊り下がっていて、
その下に読書スペースがあります。
明る過ぎない暖色の照明に、全体の基調は白で、天井やデスクの自然を感じさせてくれる木の茶色がとても落ち着きます。
みんなの森という名にふさわしく、まさしく森の中で本を読んでいるような気持ちになれる気がします。

ぎふメディアコスモスは2015年に開館して、まだ7年ほどしか経っておらず、本も建物もきれいです。
のんびり展示を見て回っていると、エッセイストで漫画家の益田ミリさんの4コマ漫画が展示されているのを発見しました。
益田ミリさん、ご存知の方いらっしゃるでしょうか。
この図書館の噂を聞きつけて、わざわざ3泊して毎日ここを訪れたようです。

2階にはその他にも、円形のバーカウンターみたいになってるスペースやキッズスペースもあります。
PCを持ち込めるプチコワーキングスペースとか、研究室のような部屋もチラホラ。
テラス席で本も読めるようでしたが、今は寒すぎたのでやめておきました。
暖かい季節なら最高だろうなあ。

図書館には午前中に到着。
最初は外の景色が良く見える窓際のイスを選び、ひとまず家から持ってきた本(朝井リョウさんの「死にがいを求めていきているの」)を読んでました。
2時間くらい経過して、ちょっと疲れたのでカフェでお昼休憩。
その後は、仕事選びに関する本を何冊か選び、白い傘の下の読書スペースに座りました。

「今の世の中にはいろんな仕事があるんだな〜」と思いながら、流し読み。
そして、もう1冊なんとなく目に留まった「諦める力」(著者:為末大)という本を読み始めました。

為末大さんは元オリンピックアスリートで、400mハードルの銅メダルを獲得された方です。
これも流し読みなのですが、その中でも私の心に引っかかったのは
・今までの「サンクコスト」は考慮しない方がいい
・「勝ちやすい」ところを見極める
という内容でした。

私は今まで、自分の今持っている資格と経歴から進路を決めてきました。
でも最近は、『今までの選択も良いけど、別の道に進んでみてもいいかもしれない』という気持ちも、持てるようになってきた。
頭のかたい私からは、ちょっと考えられなかったことです。
これも、じっくり休ませてもらってる効果だろうと思います。

あとは、自分の努力が実りやすい分野を選ぶことも大切なのだと、改めて思いました。

この図書館は、1日いても全く苦じゃありません。
すごく居心地がよかった。
私の公立図書館ランキングの中では、間違いなく1位です。

さて、そろそろ日も暮れてきたので、家に帰ろうと思います。
今日はまあまあな1日だったんじゃないかな。

ここまでありがとうございました。