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引きこもりにとってはハードでした


こんにちは、らふこです✋
noteに姿を表すのも1週間ぶりになってしまいました。

単純に書けるような話題がなかったからですが、最近の様子としては、
断捨離をしたり、
友達をご飯に誘ったり、
親族間の集まりを開催したりと、
私なりにですが外に向けて動き始めている感じです。

そして社会復帰の小さな一歩として傾聴ボランティアに申し込み、講座の1回目に行ってきましたので、その時の感想を書いてみます。

ボランティア講座

まず感じたのは、7ヶ月以上引きこもっていた私にとってボランティア講座はかなりハードルの高いものだったということです。

言われてみればそりゃそうかという感じなのですが、まず講座が聞いていればいいだけの内容ではありませんでした。
職場研修などではお馴染みの、グループに分かれて行うロールプレイング発表があったのです。


傾聴についての講義を受けた後、
3人組を作ってそれぞれ『話し役』、『聴き役』、『観察役』に分かれて傾聴のロールプレイングをする流れでした。


高齢女性の事例で、話者は事例の当人になりきって話す必要があるため、そのグループで年齢の高い女性が担当した方がいいと講師の方からアナウンスがあります。
そのグループの中では恐縮ながら、おそらく自分の年齢が若い方ではなかろうかと思われましたが(自慢してるわけじゃ全くありません)、どなたも自ら進み出る様子がなさそうでした。
私の中でも、
(自分の年齢が上だから、などと自ら名乗り出ていただくのは大変失礼なのでは…)
という余計な気遣いを発動し、「じゃ、じゃんけんにしませんか」と気づいたら小学生のような申し出をしていました。
そしてジャンケンで私が負け、
(しまった、勝ち負けのどっちが話者になるか決めてなかった!)
と思ったのですが、どなたも最初に名乗りでなかったことと、他のグループの方がすでに集まっていたので、「じゃあ私がいってきます!」と勢いで話者になりました。
でも今思うと、普通に「どれがいいですか」って選んで貰えばよかったのかもしれない。

その結果恐るべきことに、おそらくグループ内で最も長期的に引きこもっている女が、最も話す割合が多い役割を担うことになりました。


集められた話者たちへ、事例の紙が配布されます。
その事例をもとに、アドリブを交えて10分くらい話し続けるようにとのことでした。
傾聴役も初心者だからということで、気づまりにならないように話者は話し続けなさいというお達し。
私の心はブルブル震えました。
ボランティアに当選させていただいた身で贅沢な話ですが、
(マジかよ…。7ヶ月以上引きこもってた奴にはハードルが高すぎないか?)
(しまった、社会復帰の順番を間違えたかも…。)
そんな気持ちになりました。


そしてロールプレイが始まり、人生経験の少なさを今までの職業経験で無理やり補い、観察者の方に見られながら必死でおばあさん役を演じました。
そして『そろそろ話のネタがなくなるよ〜』と泣きそうになっていたところで終了の合図。
(やったあああああああ!!!えらいぞ私、やりきった!)

終わったことにホッと胸を撫で下ろそうとした時、講師の方が前の席の方から順に感想を聞き始めます。
30人以上の参加者の前で、立って1人で1〜2分ずつ発表していく流れの様子。

うそだろ🤢

なりふり構わず逃げ出したくなりました。
でも最早退路は断たれています。
仕方がないので、なんとか捻り出して感想を発表しました。
何を言ったかもうよく覚えてませんが…

そこに参加するだけで自分としては合格だと思ってたのに、
地道に社会性を上げるのではなく、
ドーピングのような劇薬を使ってしまった気持ちです。
反動が怖い。

ただ傾聴の講義はとても勉強になることがたくさんありましたし、「うっ!」となるような耳に痛い内容もありました。
講義の通り上手に傾聴できていれば、あの時の仕事はもっと上手にできていただろうかとか、あの方にもっと信頼してもらえただろうかとか、そんなことを振り返ったりして、恒例の自己反省会に突入してました。

最後に

とても有意義ではありましたが、引きこもり休職者には思ったよりも刺激が強かったです。普通に職場研修のようなレベル。

帰宅後、疲労感を回復するために数時間の休息が必要でした…。

ですが、これを乗り越えたら社会復帰への道が開ける!はず!と信じて、
また2回目以降の講座もなんとか頑張りたいと思います。

ここまでありがとうございました😊