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[トレード]短期移動平均線(SMA)の勘所

こんにちは!ラジトレです。
今回は短期移動平均線(SMA)の勘所・使い所についてです。


短期移動平均線(SMA)の意味

まず、自分のトレードスタイルは前の記事に書いたのですが、以下のようになります。

  • スキャルピング

  • デイトレード

  • スイングトレード

また普通は環境認識する足と執行をする足が変わるので短期移動平均線(SMA)の認識の仕方も変わります。短期移動平均線(SMA)の認識の仕方がちゃんとすることで環境認識の精度及びEntry精度も上がります。

自分は短期移動平均線(SMA)の設定値は「20」です。カラーは黄色!

ラジトレ チャート構成

移動平均線(SMA)はトレンド分析のテクニカル指標です。重要なことですが、トレンドが出ているときにこそ威力を発揮します。何度もいいますけど、トレンドを認識させる指標ですからね!

移動平均線(SMA)はトレンド分析を行う指標!

短期SMAの使い方・実践(環境認識)

例えを出しながらやっていきましょう。

ポンド円(GBP/JPY)4時間足

この短期移動平均線(SMA)をみると下降から一旦上に折り曲がっています。しかも、短期SMAを価格が乗り越えています。

移動平均線は角度と価格の位置が大切です。角度が上向きであるなら上昇トレンドと認識し、価格が上ならトレンドが強い相場となります。

移動平均線 wiki一部改変

そのため、このチャートはとてもリバウンドが強いように感じ取れます。

ポンド円(GBP/JPY)1時間足

さて、今度は1時間足の短期移動平均線(SMA)をみるととてもさきほどの強気な感じはしません。移動平均線の上、下を行き来してしながら上昇していますので、弱いトレンドの様に見えます。
しかし、短期移動平均線(SMA)がうねっている部分をみると上昇した部分の短期移動平均線の乖離している幅(率)と下落した部分の短期移動平均線の乖離している幅(率)をみると上昇のほうが乖離している幅(率)が大きいです。下落している幅より上昇している幅が大きければ上昇のほうが強いということが単純にわかりますよね。そして、これは利益幅も上昇のほうが大きいということになる。
もし、損切りになったとしても下降のほうが幅が少ないので損失も少ないということになる。いわゆる「損小利大」ということになる。

一旦まとめると

4時間足→強いリバウンドで上昇中
1時間足→移動平均線の周りを価格が行き来しながら、のんびりと上昇中(上昇率のほうが大きい→損小利大)

中間まとめをみると(半分環境認識みたいなもんですけど)4時間足と1時間足から「買いが優勢(確率論)」で「損小利大(乖離率の幅から)」ということがわかりました。

短期SMAの使い方・実践(執行足・Entry基準)

さて、執行足でどう使うかというと先程1時間足で買いが優勢の根拠に短期移動平均線(SMA)との上方乖離について書きました。つまり、短期足では上位足の短期移動平均線(SMA)に近いときに買いを入れて上方乖離をしたら利確すればいいといことになります。

ポンド円(GBP/JPY)1時間足(再掲)

さて、1時間足で価格が上に伸びた部分を初動から含めて青い部分で考えていこう

ポンド円(GBP/JPY)5分足

もう説明に進みたいところだが、理解を深めるために5分足に1時間足の短期移動平均線(SMA)を表示させたほうがわかりやすいので表示させてみた。

ポンド円(GBP/JPY)5分足に1時間足の短期移動平均線(SMA)・赤を載せた

5分足に1時間足の短期移動平均線(SMA)を赤で表示させてみた。見比べてみるとだいたい1時間足で見えていた短期移動平均線(SMA)と同じとわかるはずだ。

ポンド円(GBP/JPY)5分足

上の1時間足の青い矩形部分の上昇を最高なタイミングで入るには上の画像からわかるようにEntryという矢印部分だと思う。(普通はここで入るには厳しいけど理想という意味で)
もう少し部分を考察をしてみよう。5分足(執行足)の短期移動平均線(SMA)に思いっきり引き付けてからEntryすることが最高なタイミングということになる。(さすがにたったこれだけの根拠でEntryはできませんが必ず引き付けるということが大切だと言いたい!)
さて、最後にまとめていきます。

短期移動平均線(SMA)の使い方
4時間足→環境認識でトレンド方向読み、価格の強弱を確認
1時間足→価格の変動幅(乖離率)から優勢な方向を再確認
5分足→Entryするためには短期移動平均線(SMA)に引きつけてから

[トレード]短期移動平均線(SMA)の勘所のまとめ

実践でお見せしたように短期移動平均線は見ている時間足によって意味が変わってきます。せっかく表示をしているのだからしっかり意義を持たせてあげるとトレード精度が上昇しますよ!

実際のトレード

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お次は為替(FX)でも同じ感じですよね!


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