学会出張のあり方について

2020年から続くこの世界情勢、騒動、収まるところを知らず・・・
といったところですね。

この状況に合わせて、学会、研究会もweb開催が中心になっています。
で、この状況が続くと、経営者視点で考えると「あれ?学会web参加の方が施設的にコスパ良くない?」となってくるわけです。

今までだと、施設にもよりますが、学会出張となると、参加費、交通費、宿泊費(場合によっては前日入り分も必要)に関して出張代を捻出、かつ場所によりますが学会前日から仕事を休む(半休など)、国際学会ではさらに最終日の次の日まで仕事を休む場合もあります。

ある程度の規模の施設では、ほかの人員がカバーすれば何とかなりますが、これが小規模病院となると、バイトを雇うなどしてカバーすることになり、ここでさらにバイトの人件費がかかる計算となります。

しかしweb参加となると、発表日のみ休みを許可すれば事足りるわけです。
さらに考えると発表する時間帯さえ休ませればいいし、半休でもいいのではないか、となります。

このような形にすれば、施設側が必要なコストは、参加費と半日もしくは1日分のバイトの人件費で済んでしまいます。
そのため、金銭と人員に余裕がない施設においては、可能な限りweb参加にする流れになるのではないかと考えています。

個人的にはいろいろな都市に行くのが好きなので、web参加だと虚しさを感じてしまいますが、かといって学会発表そのものをやめるのも、自己研鑽や実績などに影響するので難しいところですね。


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