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なみです。

こんにちは。鈴白菜実と申します。
俳句を少々嗜んでおります。
最初は自己紹介がいいというので、少し書いてみます。

俳号のこと

「鈴白菜実」は、俳号です。
「すずしろ」は、結婚して練馬に住んだので、練馬大根から。
「なみ」は、杉並区生まれだったのと、10年間杉並区で働いたことが自分の中でとても思い出深かったこと。
「地元愛が強いんですね!」と仰ってくださる方もいらっしゃいますが、
「20週俳句入門」で、藤田湘子先生も、「神奈川生まれだから、湘南の湘を使った」と仰っている通り、愛以前の、「ここにいた」感でつけたというか、そんな感じです。
漢字は完全に当て字です。旧姓(ナイショ)が3文字な上に、やたら画数が多くて固く珍しい苗字で、下の名前は平仮名3文字。結婚しても、漢字は簡単になったけど3文字苗字で、人と並べるといつも悪目立ちして気になる。このアンバランス感がとても嫌で、
「俳号くらい、簡単に書ける漢字の4文字名前にしよう!」
という、自分の拘りでこうなりました。

趣味のこと①:俳句

 趣味はいくつかあります。まずは俳句について簡単に。
 もともと、文章を書くのは小さい時から好きでした。
 小学校の時は、やはり似た趣味を持つ子と、合作の童話なんか書いていました。
 でも、世に出すまでの勇気もなく、ずっと自分と気心知れた仲間だけが読む読み物を書く程度でした。
 プレバトを見て、「俳句って面白い!」と思うようになり、自分でも詠んでみたくなりました。(この経緯に関しては、いずれまた詳しく)
 ただ、ずっと散文を書いてきたせいで、俳句が韻文だと改めて気付いた時、果たして詩的世界と自分は相容れるのか?と不安になりました。
 でも、首を突っ込んだ以上は、例え一生裾野にいようが、俳句と関わり続けていたいと思っています。

趣味のこと②:野鳥観察

 20年以上前から夫と一緒に続けている趣味が、野鳥観察です。
 とは言え、ただダラダラと長いだけで、写真を撮るわけでもなく、近所の鳥を見付けて、行動観察しながら勝手に会話を想像してアテレコしている、不審者みたいな行動が多いです。

 きっかけは、息子の育休中に、近所の公園に出かけて、そこにあった野鳥観察舎にふらりと立ち寄ったことでした。
  この辺には、スズメとハトとカラスしかいないと思っていたのに、よくよく見ると実にいろいろな鳥が暮らしていること。
 注意して見れば、いろいろな鳥が見つかるし、ちょっと気にしていればいろいろな鳥の声も聞こえること。
 今まで見えなかったものも、気にかけることで見えてくる。
 これがとても感動でした。
 それ以来、旅行に行く目的は、観光地を回ること以上に、「そこにいる鳥に会いに行くこと」が加わるようになり、楽しみがぐんと広がりました。
 俳句を始めて、鳥が好きなことと俳句とは親和性が非常に高いのも嬉しいことでした。
 しかし、吟行に行こうとしても、いざ鳥を見付けると、俳句脳が閉じてしまい、完全に鳥見脳になってしまうのが悩みと言うか・・・帰宅してから落ち着いて句作に集中すればいいのでしょうけど、もし「鳥で即吟」と言われたら、できるかどうか自信がないです。

趣味のこと③:童話

 大学の頃、「児童文学ゼミ」に所属していました。
 ひたすら絵本や童話、とにかく児童文学に属するものをみんなで読みまくり、週に1度、一人が選んだ話について書評を語り合うというものです。
(講談社文庫のピンクの背表紙は児童文学が多くて、お金のなかった当時、すごくお世話になりました)
 ゼミを決める時に決定打になったのが、「このゼミは何を言っても大丈夫」という安心感があったことでした。他のゼミは、とにかく相手を論破したり相手の至らないところを指摘したりが多かったのですが、児童文学ゼミは、基本褒め合い。もっとも、各自こだわりの作家があって、みんな持論を滔々と話し、それがかなりとんがっていて、他のみんなもそれに激しくツッコミを入れるのですが、「その解釈、面白い!」「その視点には気付かなかった。視野が広がった」などと言ってくれるので、当時自分に自信のなかった私は、「自己主張していいんだ」と励まされたのでした。
 就職してからも、絵本を読み聞かせすることの多い仕事なので、「どう読んだら、作者の意図をより正確に伝えることができるだろうか」と思いながら読み聞かせしています。
 好きな作家は、あまんきみこさん、佐野洋子さん、安房直子さん。
 絵本だと、林明子さん、降矢ななさん、荒井良二さんの絵が好き。
 外国だと、絵本だとレオ=レオニ、エリック=カール、アーノルド=ローベル。小説だとミヒャエル=エンデ、暗いけどオスカー=ワイルドも好きです。アンデルセン童話は、読み返すと深いなあと思うこと多々。
(チョイスがちょっと古いかな。最近の作家さんも、素敵な人たくさんいますよね)

趣味のこと④:野球観戦

 運動神経が残念な人間なので、ちょっとだけ野球チームに所属したこともありましたが長続きしませんでした。
 叔父が野球ファンだったので、兄が影響を受け、その影響を私がもろに受けました。クラスメートが「なかよし」や「少女フレンド」を読んでいる中、私の当時の愛読書は水島新司。「ドカベン」で、野球の作戦の立て方やルールを知り、はまりました。
 小学生の頃は兄と一緒に後楽園球場へ日ハムの応援に行っておりましたが、ちょうど中学になるときに西武が球団を持つことになりました。「地元の球団を応援しよう!」と盛り上がり(実家が西武線沿線だったので)、大学卒業まではだいたい月1回所沢へ観戦に行っておりました。
 結婚してみたら、夫がカープファンのため、始めのうちはオールスター戦になると夫婦仲が冷え込んだりしていましたが、今は私がそちらに引きずられている状態です。
 高校野球も大好きです。こちらも、関東勢VS中国勢の試合になると一瞬夫婦仲が冷え込むことがあります。

 こんな奴ですが、今後は他のこともいろいろ書いていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

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