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米国株は折り返し地点、今後の相場観は?

早いもので今年も残り半年ですね。
昨年あれほど活気に沸いていた米国株市場が、たったの半年で今では信じられないほどブルーに見えます。
思えば年明けから想像もしなかった出来事に振り回されてきました。
ロシアによるウクライナ侵攻、エネルギー価格の高騰、一時的と思われていたのに止まらない欧米のインフレ、中国のロックダウン継続等々・・・

歴史的にもかなり大きめな暴落とWall street journalが伝えた通り、S&P500は年初から最大で25%近くも下落しました。

特別被害を被ったのは、これまでの金利の低さを享受していたハイテク株です。特に第一四半期報告で悪材料を出したNetflixやPaypal、METAはこれでもかというほど叩き売りに遭いました。

しかし、個人的には未だ米国株全体に割安な雰囲気はないと見ています。
コロナショック後に暴騰した分が幾分か解消されはしたものの、まだ下に触れる余地を残しているのです。
個別に株を分析しても、全体指標を見ても市場の様子見感が漂っています。

S&P 500 PE Ratio

これからの相場は昨年のように、下落局面で買いに入れば簡単に儲けられるようなものではないかもしれません。アメリカが景気後退に入るかもしれないし、地政学的リスクは比べ物にならないほど高まっています。最近は明るいニュースを全くと言っていいほど聞きません。

難しい局面ではありますが、それでもリスクに怯えてばかりでは機を逸します。
キャッシュポジションを維持しつつ、確実なキャッシュフローを稼ぐ企業を、適切な価格を見極めた上で購入するという視点が、今こそ個人投資家には必要なのかなと考えています。

大変な年ですが、一緒に乗り切っていきましょう!
是非次回の記事も読んでみて下さい、Good luck!

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