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栃木SC 廣瀬浩二選手「…運やね!!運!!」

RADIO BERRY(FM栃木)「SCFM『ラジカン』」(11/26(火) 20:00)にて、引退を発表した栃木SC廣瀬選手をゲストに迎えて。
MC:菅和範(栃木SC)Twitter
ゲスト:廣瀬浩二(栃木SC)

廣瀬選手の引退会見の挨拶を聞いて

菅:はい、引退会見での挨拶ですけど改めて浩二さん、これをお聞きになってどうですか?
廣瀬:いやーあの自分で喋ってる時に、引退会見っていうのも、ほんとにやっていいのかなっていうのもあったし、ただやるってなったら自分の中でしっかり喋りたいなっていうのもあったから、言うことも覚えて、ま、ゆっくり話さなあかんなと思って話してたんやけど、ひとつ天敵があってん…
菅:なんですかなんですか?
廣瀬:口の乾き…
一同:ははは(笑)
菅:緊張からくるやつすか?
廣瀬:いや、もうなー…最後の残り3試合とか、誰もがくるっていうときに。
菅:はいはいはい、誰もがくる、はい。
廣瀬:もめっちゃ口の中乾燥して…
菅:はいはい(笑)
廣瀬:上唇がくっつく…いやちゃんと喋れてなくて(笑)、笑いそうになって自分の中で。ヤバイ!と思って。でも「いや、これはちゃんとした場やからちゃんと話さなあかん!」って思って…そう思って今聞いてたから、あ、やっぱ滑舌悪いなって…
菅:あーそうですか?そんなに僕は感じなかったですし、たしかに言葉を丁寧に選びながら喋ってるっていうか、伝えなきゃいけないことをしっかり話されてるんやなっていう感じ。いつもの浩二さんよりもやっぱりほんとにゆっくり話されてたんで、言葉は入ってきやすいかなとすごい思いましたし。
廣瀬:いつもはだって、「数打ちや当たる」系で、
菅:(笑)
廣瀬:量打つから、
菅:いやいやまあまあまあ(笑)
廣瀬:それが当たってくれたらいいなーって感じやけど、ここでべちゃくちゃ喋って当たらせられる人ってさ、たぶん、さんまさんしかおらへんと思うで。
菅:まあまあまあ(笑)、あのいろいろね、皆さん聞きたいことあると思うんですけど、僕が一番じゃあ、僕からの質問っていうか、ま質問じゃないすけど、ひとつお聞きしたいことが。
廣瀬:はい。
菅:まあみんなから聞かれてると思うんですけど、現役を長く続けてこれた、先程も会見でいってましたけど、改めて長く続けてこれた、秘訣じゃないですけど、まやっぱりサッカー界って平均3〜5年でで辞める方すっごく多い中で14年やられたっていうのは、やっぱりそういうものがあったと思うんですよ。
廣瀬:うん。
菅:なんか、こう若い選手にアドバイス、これを聞いてる子どもたちがいるかもしれないんで、長くサッカーを続けれるアドバイスみたいなのを教えて下さい。
廣瀬:あー…そんなね、俺が偉そうに言えることなんてないで?ホンマに…
菅:いやいやいや、でも…やっぱね、長くやるってすごいことですよ?この業界は、入れ替わりも激しいですし。
廣瀬:ま、どの業界もそやけどな?
菅:どうですかどうですか?
廣瀬:…運やね!!運!!
菅:あー…
廣瀬:ただね!運やけど、運をつかみ取んのは、努力してへんかかったらつかみ取れへんし、何回も自分に運が巡ってくるかわからへんし、その運が巡ってくる時にしっかり準備しといたらその運をつかみ取れるし、ここで話さしてもらうと30分くらい喋れるぐらいの深い運なんやけど、一言で言うと「運」かな!!

(略)

菅:岡田武史さん、もと日本代表監督の岡田武史さんもそのことずっと言ってて。そういうものをたぐりよせるために目の前のことじっくりやってくしかないよ、と。じゃないとそういうところに人は気づかないし、まず気づくっていうこともしないから、そういうふうに日々ちゃん生きていくことが大事なんだよっていうのを、ワールドカップのときかな?
廣瀬:…似てない?なんか似てんねんけど、最初なんていうの…名前…
菅:え?岡田武史さん…
廣瀬:岡田武史さん?ちょ調べてみるわ…
菅:いやいや知ってるでしょ(笑)
廣瀬:共通点が多すぎるなあまりにも…
菅:いやいやいやいや、そうとう日本で一番有名な岡ちゃんですよ。
廣瀬:うそ?ホンマ…?
菅:岡村隆史さんよりも有名な可能性ありますからね、岡ちゃん。…それはないか(笑)
廣瀬:…いやいやちゃんと自分でも処理できるようになってな…成長を感じるわ…
菅:はい、すいません、はい(笑)


印象に残ってるゴール

プロ生活14年のなかで一番印象に残ってるゴールはどれですか?
私は2012年の愛媛戦のボレーシュート、そしてその年の福岡戦の雷雨で中止になった試合の再試合で決めたゴールが印象に残っています。

菅:確かに僕もこの2つのゴールはすっごい覚えてますねー
廣瀬:あの愛媛戦もうん覚えてるなー、内容も…押されてたもんな?
菅:押されてましたねー
廣瀬:ずーっと愛媛に押されてて、なかなかチャンスもつくれへんかったけど、ワンチャンの。
菅:いやーあれ何mっすか?すんごいすくい上げというか…
廣瀬:85mぐらい…
菅:いやそんなないっすよ!そんな…GKからいくやつっしょ。
廣瀬:おお…的確的確!ツッコミが的確!
菅:いやいや(笑)、あれ?クリアボールがそこにきてそのままダイレクトでしたっけ?
廣瀬:そうそう。
菅:どれくらいこすったんかっていうくらい、ギューンっていって落ちて入ったシュートっすよね。
廣瀬:そやねん、いやー気持ちよかったわ。でも一番印象に残ってるゴールはやっぱ初ゴールかな。サガン鳥栖のときの。
菅:あ、そっちですか。
廣瀬:そっち。
菅:はいはい、どんなゴールやったんですか?
廣瀬:…みなさん、僕が、僕のプレースタイルから、プロ初ゴールはなんだと思いますか?
菅:(笑)僕が想像する限りだと、裏に抜け出してGKと1対1、じゃないかなあとかって感じはしますけど、なんなんですか?
廣瀬:…ヘディングシュートです。
一同:(笑)
菅:想像もつかないようなシュートですけど。
廣瀬:そう。
菅:どんなやつですか?クロスですか?
廣瀬:クロスから。サガン鳥栖1年目のとき、一人退場してて相手は柏レイソル。
菅:おお。
廣瀬:で、クロスあがってきて、キーパー南雄太!
菅:南雄太。
廣瀬:フォアにあがってきたボールをクロスステップ踏みながら、ヘディングシュート!
菅:はい。
廣瀬:さぞかし速いボールがいくんだろうと思って反応した南さん!
菅:はい。
廣瀬:私のヘディングシュート、スカ当たり!ループ!ゴール!
一同:はははは(笑)
菅:いやいやいやすごい印象に残るゴールですね(笑)
廣瀬:そう…で1-1追いついて、同点で終わって、でめっちゃみんなからもう「よくやった!」みたいな、もうもみくちゃにされて、それはすごい印象に残ってるかな。
菅:うん。


悪い見本みてるんですよね

引退した後、食べたいものや行きたいとこなどありますか?

菅:確かにこれはみなさん気になるところだとは思いますね。
廣瀬:そうですね、まああのー、自他ともに認める健康オタクなんで僕は。
菅:確かにそうですね。
廣瀬:体もちっちゃいですし、やっぱ動けへんかったらもうサッカー選手やってられへんぞっていうのを自分に言い聞かせてやってきてたんで、特にあの現役中のオフシーズンに入ると、
菅:はい。
廣瀬:オフやからまあ食べたいもん食べれるけど、戻すの大変やん実際。
菅:そうですね。
廣瀬:それやったら食べんほうがええなっていうのが、なくなるわけなんやろ?俺はこれから。
菅:まあそうですね、はい。
廣瀬:でも思うのは、夜中11時くらいに。僕基本6時に晩ごはんずっと食べてて。
菅:そうですね、はやいですよね。
廣瀬:もう7時半以降はもうほぼ何も食べない、飲んでも水とか炭酸水ぐらいなんで、寝んのもまあ10時前ぐらいには寝るんですけど、11時ぐらいになるとむちゃくちゃお腹減るんですよ。
菅:やっぱはやいだけあって食事が、はい。
廣瀬:そう、でそんときに「焼肉食いたいなぁ…」って。「こっから焼肉いって赤身の肉食えたら最高にええやろなぁ…」って思うんでそれやろうかなと思うんですけど。
菅:はい。
廣瀬:やっぱりあの、悪い見本みてるんですよね、僕。
菅:おお、誰ですか?
廣瀬:皆さんご存知、赤井くん。
菅:ははは(笑)はい確かに確かに。
廣瀬:赤井くんはほんとにもう、子犬でいったら20匹ぐらい身ごもってるお腹してるんで。
菅:まあまあそうですね(笑)、たしかにねー…
廣瀬:あんなになりたくないし…

(略)

廣瀬:ちょっとあの…フィジーク?あのー…金子賢さん?
菅:はい。
廣瀬:あの、バッキバキの体になるやん?あれにもちょっと憧れんねん。
菅:ベストボディみたいな感じですかね。
廣瀬:そうそうそうそうそうそう!!
菅:ま似合いそうな感じありますよね、色の黒さと、ボディのしまりで。
廣瀬:あれもやりたいから、そうすんねやったら、いや自分の自分の食べたいもん食べれへんなって思って。


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