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FC岐阜 横山知伸選手「寝室の入り口のところに救命士さんいたんですよ」

FM岐阜「FC岐阜Road to Dream」(10/19(土) 12:00)にて、横山知伸選手をゲストに迎えて。
MC:西村知穂 Twitter
ゲスト:横山知伸(FC岐阜)

救急車で


横山:ま、(病気が)わかったのは契約満了になった後ですね。
西村:脳腫瘍だったと。
横山:脳腫瘍です。
西村:そうなんですね、どういうふうにわかったんですか?
横山:シーズン終わってて、大宮に家があるんですけど、家族と一緒に夜寝てたんですよ。そしたら、3時くらいですかね、起こされて、パッと横にあったスマホみて、3時だよみたいな、どした?みたいな感じで。そしたらもう、嫁と子供が上着着てて、ん?みたいな感じでいったら、なんか寝室の入り口のところに救命士さんいたんですよ。で、なんか、パパ痙攣起こしてたから救急車呼んだ、みたいな感じで。ん?みたいな。自分はもう、なんていうんですかね、自覚症状がないんで。じゃあ、うん、みたいな感じで、救急車呼んだんだったら行くか、みたいな感じで…で、病院行くじゃないですか。その救急車の中とかでも普通に喋ってるんですよ、自分。
西村:喋れるもんなんですね。
横山:はい、で検査してくださいっつって、病院いったんですよ。で全身画像撮るじゃないですか。
西村:はい。
横山:そしたら、あ、頭に腫瘍ありますって言われて。
西村:ええ……
横山:マジか…っつって。そこからちょっと一回、現実逃避してますね。


加入の経緯


西村:そこからFC岐阜に加入するようになったいきさつって、どういう…
横山:まあ意外と、オペしたとはいっても、大晦日オペして、ICUで年越しして、1月3日くらいですかね、もうリハビリで自転車こげるようになってて。
西村:え、回復すごいですね。
横山:はい、自分なんか腫瘍があった場所が運動にあんまり関係ないっていうか、障害を起こさないような場所だったんで、まリハビリはじめて、でまあ治療とかもその後はじまるんすけど、けっこう、元気みたいな感じで。3月4月くらいにちょっとずつ走れるようになってきて、で最初、高校の同級生が、なんかちょっと気分転換に小学生のスクールみにきなよ、みたいな感じで誘ってくれて、一緒にボール蹴ったりとかして、からスタート…スタートっていうか、まボール触ったのそっからはじまって、5月とか6月に帝京高校、ま母校にちょっと同級生がコーチやってて、そうですね9月までずっと帝京高校でサッカーやってて、
西村:へー…そうなんですね。
横山:どっかちょっと練習参加したいっていうので、いろいろ探してもらったんですけど、自分の高校の同級生で、北野さんと、監督と、
西村:はい。
横山:讃岐で一緒にプレーしてた選手がいるんですけど、もう引退しちゃったんですけど。
西村:あ、そうなんですね。
横山:で、そこへつないでもらって、なんとかちょっと練習参加させてもらえないかっていうので、9月頭に、上旬に練習参加させてもらいました。
西村:北野監督も帝京高校ですもんね。
横山:そうですね。
西村:そういう、こう、つながりで岐阜に。
横山:はい、人のつながりで。
西村:そうですか、嬉しかったんじゃないですか?
横山:そうですね。スタートラインにやっと立てたなっていうのは、思いましたね。


ちょっと「大ベテラン」は…

大ベテラン横山選手に質問です。
ズバリ、今の岐阜に必要なことはなんでしょうか。

横山:なんかその前にいっこ言っていいすかね…
西村:はい。
横山:「大ベテラン」ってなんかやめてほしいっす(笑)
西村:まだ12年ですもんね(笑)
横山:まだまだ12年です、いっても。
西村:(笑)そうですよね。
横山:なんか自分、馬場選手、賢治と同期なんですよ。
西村:あ、そうなんですか。
横山:ていうか、2008年にJリーガーになったんですよ。なんかまあ自分もその、病気になって一回離れて、1年目!みたいな感じで、若々しい気持ちでいる、みたいな感じで話してたんで、自分は。ちょっと「大ベテラン」ちょっと…。
西村:(笑)
横山:…でもそうですよね、30もう半ばですからね(笑)
西村:気持ちはこう、
横山:はい、若いっすけど。
西村:フレッシュな感じなんですもんね。
横山:はい。


知ってた選手

FC岐阜で加入前から知り合いだった選手はいますか?

横山:そうですね…えー、ま、賢治。
西村:馬場選手。


横山:はい。まどっかのチームで一緒にやったってわけじゃないんですけど、12月とか1月のオフシーズンに、同級生とかと沖縄に自主トレをする機会があって、そのときに賢治も来てて、そこでけっこうコミュニケーションとってたんで、
西村:うん。
横山:あとは、川西翔太。


西村:はい、川西選手とは。
横山:翔太が大学4年のときに、自分ちょうど川崎フロンターレにいて、練習生できてたんです。
西村:あーそうなんですか。
横山:はい、すごいうまいなーと思ってて、まある程度の期間いたときに、翔太、大体大で、コーチも大体大の方で、なんかも翔太にすごい厳しくいってたんですよ。
西村:(笑)
横山:練習試合で点とかとってても、すごい怒られるっていうかなんか「もっとこうしろこうしろ!」みたいな感じで、すごい言われてて、それがすごい印象に残ってて。
西村:そうなんですね(笑)
横山:はい、で自分その後セレッソとかいったときに、翔太ガンバいて、でそこで、お久しぶりですみたいな感じで話をするようなことはありましたね。
西村:そうですか、もう立派なJリーガーになられまして、
横山:上手いっすよね。
西村:上手いですねー
横山:あと、
西村:はい。
横山:知り合いって言っていいのかどうかわかんないんですけど、粟飯原尚平。


西村:粟飯原選手は、年齢も違いますし…
横山:全然違って、接点もないと思うじゃないですか。
西村:そうですね。
横山:自分、札幌にいるときに尚平がたぶん教育実習かなんかでコンサドーレの練習に参加してたんですよ。たぶん、札幌戻ってて。
西村:あ、札幌、北海道出身ですもんね。
横山:そうですね、でも自分、岐阜に入ったって知らなくて、まあなんか入団決まって、「あれ?こいつ見たことある」と思って。
西村:(笑)
横山:で、向こうもなんかよそよそしくて、で、まあホームページみて、あれ?やっぱり!みたいな。近畿大で、みたいな。
西村:はい。
横山:そうだね、札幌ユースだもん、みたいな感じで、次の日に「ていうかさー、俺と喋ったことない?」みたいな感じでいって「あ、はい、あります」と。
西村:じゃあ覚えていたんですね、ちゃんと。
横山:はい、向こうも覚えてて「いや、ヨコさんが覚えてると思わなかったんで」みたいな感じで、いやいやいや…
西村:そうなんですね。
横山:そうなんですよ。
西村:はじめましてじゃなかった。
横山:はじめましてじゃないっていう。
西村:ちょっと守りに入っちゃいましたね(笑)
横山:ちょっと許せなかったです(笑)



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