元ヴィッセル神戸 近藤岳登「サッカーに、やめさせられた、張本人なんだ…アタシ…」
Kiss FM KOBE「WE LOVE VISSEL KOBE」（11/18(月) 21:00）にて、ビジャ選手引退の話題など。
MC：クマガイタツロウ（ワタナベフラワー）
アシスタント：ヴィッセルセレイアCHIAKI
解説：近藤岳登（元ヴィッセル神戸）
ビジャの引退
クマ：ヴィッセルのスター選手がですね、一人、引退ということで、ビジャ選手です。
近藤：いやー…、コメント聞きました？
クマ：聞きました。
近藤：「サッカーに引退させられるんじゃく、自分の意思で」…もう俺意味分かんないもんね(笑)
クマ：ははは(笑)
近藤：俺クラスになると。
クマ：はは(笑)
近藤：スターのコメントが…意味分かんない…
クマ：めっちゃかっこいいんですけど。
近藤：いや、聞いたらかっこいいんだけど、俺も引退した身だから、
クマ：そうですよね、それきてますよそれも。
近藤：きてる？
引退するときにインタビューがあったと思いますが、岳登さんはどんな言葉を残したんですか？
近藤：いや俺ね、ガチで辞めたくないのを全面的に押し出して(笑)
クマ：ははは(笑)、やめたくねーって。
近藤：…もヤダ！っつって。けど、コメントとしては意外とねかっこよかったと思う。俺、あの不謹慎だけど、本気で、もう明日からサッカーできないんだったら死んでもいいと。その、できれば、サッカーが無くなるぐらいだったら、次の朝、気づいたら死んでたいみたいな。それぐらいサッカー人生は幸せすぎたっていうのは、これは言った。
クマ：なるほど。
近藤：ちょっと不謹慎、もちろん不謹慎ですけどね。
クマ：いやでもね、本人はそう、命をかけて、人生をかけてやってきたということで。
近藤：だからそれぐらいサッカーやめたくなかったし、もう後悔しかねえってずっといってたの。
クマ：ははは(笑)
近藤：もっとあーしとけばよかった、こんな練習しとけばよかった、こうやって生きてたらもっと長くできたのにみたいな。のに、ビジャなにこれ？
クマ：かっこいっすね、退き際。まだから、まだやれる範囲でね。
そうよ。だから俺なんかモロ、あの、「どこも僕のことをを欲しがるチームがないからもうやめるしかありません…」って言ったからね。
クマ：ははは(笑)
近藤：サッカーに、やめさせられた、張本人なんだ…もうアタシ…
クマ：ははは(笑)
近藤：真逆だよね。
クマ：真逆、真逆です。
近藤：だからもう意味分かんないもんねこれ。まあけど、これこそサッカーを愛して、さらにサッカーに愛された人間の、やめ方なのかもしれないね。
クマ：みんなの期待もありますから、衰えていく自分をね。
近藤：そう、もうビジャというものを。
クマ：許せない。
近藤：そうそう、許せなかったんだと思う。
クマ：自分だけのビジャじゃないんでしょうね、ビジャは。
近藤：だからやっぱかっこいいよね。サッカー選手が、今ね、このご時世に、やっぱりサッカーしかやってこなかったから、次のビジョンが見えないまま、サッカーをやめることができないというか、だったらサッカーにすがりたいっていう選手は多いと思うの。いくらかっこつけて、やれるまでやれるとこまでやりますよっていう選手でも、心のどっかで「いや、サッカーやめたら俺やることないじゃん…だったらサッカーとことんやってよう」っていう人が、実際はそういう人ばっかだと思う。日本のサッカー選手は。
クマ：なんとかサッカーで。
近藤：そうそう、だから、セカンドキャリアにうまく移行できない選手はたくさんいる中で、ビジャのように自分でピシっとやめて、次のキャリアを進み出すっていうのは中田ヒデもそうだったんだけど。
クマ：はーなるほどね…
近藤：スター選手ってこうやって自分で、次の道をどんどんみつけて、どんどんどんどんチャレンジしていける。そういうためにやめるのかなっていうのはすごい思う。だからかっこいいままでいれる選択肢？
クマ：ま今ね、ヴィッセルの選手で間違ってもお弁当屋さんにはなれなさそうだからね…
近藤：ははは(笑)、誰ひとりね。
クマ：セカンドキャリアとして(笑)
近藤：セカンドキャリア大失敗するだろうね。この状態で弁当屋やったら。
クマ：弁当屋はダメ、弁当屋以外のことで見つけてほしいなとは思いますけど。
死ぬほど後輩から嫌われてたのよ、都倉
近藤：いやーセレッソがね、ほんとにいいチームだし、まあセレッソにいた都倉賢という選手がね、何回もこの番組では言ってますけど「めちゃくちゃみんなの仲が良くていいチームだ」っていう話をしてたから、やっぱり最後グーンとくるよね、こうやって今5位かな？今。
クマ：きてますねー
近藤：そう、でぜんぜん負けてないのよ、セレッソって。やっぱりそういうチーム状況が今になって響いてくるっていうのは、めちゃくちゃいいチームなんだなっていうのを思うね。
クマ：ものすごい単純な話なんですけど、大人になって、プロになってJリーガーになってもチームが仲いいって大事だと。
近藤：大事大事。それを、いろんなチームを渡り歩いている都倉が言うってことは。ちなみに都倉って後輩からイジられるの大っ嫌いだったの昔は。
クマ：へー…
近藤：で、後輩からも死ぬほど嫌われてたのよ、都倉。神戸のときに(笑)、これぶっちゃけちゃうけどね、ぶっちゃけちゃうけど。
クマ：へー…
近藤：イジるけどイジられるの嫌だから、後輩としては、
クマ：ちょっと絡みにくく…
近藤：そうそうそうそう、先輩だった都倉が、後輩ばっかのセレッソで、めちゃくちゃいいチームだし、イジられるのが平気だって言ってたから。
クマ：あ、変わったんや…
近藤：よっぽどいいチームだと思う。ま、都倉自身ももちろん変わってると思う。
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