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Oct 2021 Music Playlist

9月、または、Septemberが曲のタイトルや歌詞に入っている曲は名曲が多い!
単なる自論ではあるが、当たっている気がする。
そんな9月もすぎて、10月に入る。
いよいよ秋、本番だ。
秋は少し抑え目のビートの音楽がよく似合う。
年代はバラバラだが、今の時期に気持ちのいい音楽のプレイリストを
唐突に作ってみたら、自分がめちゃくちゃいい気分だったので
無理やり押し付けようと思う。
親戚の家に遊び行って帰りに「いいから、これ、持ってて!」というのと
同じ感覚だ。

まずはこちらのプレイリストをPlay

マガジンのカテゴリを「読むラジオ」にしようと思っているので、
イントロアウトロを紹介する感じで紹介していこうと思う。

You Need Me /BLACK COFFEE
(feat. Maxine Ashley & Sun-El The Musician)

南アフリカ ダーバン出身のDJ、Black Coffee。
前からBlack Coffeeの音楽は好きで聴いていたが、2021年、2月にリリースした
アルバムにハマり、秋頃に聴いたらまたいいだろうな〜と思っていたので
一曲目にセレクト。フィーチャリングのマクシーン・アシュリーの歌声も
ハマっている。なかなか来日のチャンスは無いけど、Black Coffeeの
DJプレイは生で体験したい。

Get It Together/Drake
 ft. Black Coffee&Jorja Smith

はいオシャレー。前回の記事で書いた僕の夢に出てきたDrakeの
2017年にリリースしたアルバム、MORE LIFEに収録されているこちら。
素晴らしい声の持ち主、ジョルジャ・スミスが先程のBlack Coffeeの
ビートの上で戯れて、気持ちいいな〜と思っていたらブレイクからのドレイク。
ドレイクの声の存在感たるや。楽曲が一気に引き締まる。
当時、セレクトショップなんかでこのアルバムが流れまくってたな。

24/5 Mimi Webb

3曲目はちょっと雰囲気を変えたく、2000年生まれの新人アーティスト
ミミ・ウェッブ。アデルとエイミー・ワインハウスが憧れという
シンガーソングライター。"Before I go"がTikTokでバズりその名前が
広まった。新曲の"24/5"は相手を忘れられない失恋ソング。
オリヴィア・ロドリゴなどこの世代のシンガーソングライターの曲は
面白い。

Just for me /PinkPantheress

これはイントロのスクラッチから飛びついてしまった。
ピンクパンサレス、2001年イギリス出身。17歳の時にガレバンで作曲を開始。
リリー・アレン、マイケル・ジャクソン、Just Jack, K-Popなどから影響をウケているらしい。あ、マイケミも好きだと言ってる。
Mimi Webbと同じようにTikTokから注目されたアーティスト。
TikTokすごいな。まだ大学生というピンクパンサレス、ちょっと注目。
ちなみに本名ではない。

ペチカの夜/ アイナ・ジ・エンド

この繋ぎが気持ち良い。自画自賛。
いやはや。凄い。今、個人的にアイナ・ジ・エンドとちゃんみなが好き。
ご存知、BiSHのメンバー。とにかく声の破壊力、ハンパない。
寂しそうな、ザラザラとしながら、危うさと深い優しさを感じる。
「ペチカ」は北原白秋作詞、山田耕作作曲の童謡もあるが、
ペチカとはロシア語で暖炉。

My Universe / Coldplay x BTS

コラボが発表されるや大きな話題となった。
Coldplayのクリスが韓国に行き、BTSのメンバーと実際に会って
レコーディングされた。今の世の中、データのやり取りだけ
実際には会うことなく音楽を作ってしまうのが当たり前の中、
しかもコロナ禍でクリス・マーティンも何度も検査を受けてソウル入りしたそう。
お互いのリスペクトを感じる。

灯蛾 / Shuta Sueyoshi

末吉秀太としてAAAのメンバーとしても活動しているが、
Shuta Sueyoshiとしてソロ活動。アコースティックギターのサウンドに
軽やかにステップを踏むように乗る声が気持ち良い。
キャンドルを灯しながら聞くと雰囲気が出そう。途中で聞こえる
秋の虫の声もポイント。

Whenever / Yerin Back

ペク・イェリン。素晴らしい歌唱力。この曲は韓国のシンガーソングライター、
Toyのカバー。ペク・イェリンの声は大ヒットドラマ、「愛の不時着」のサントラ
でも聞くことが出来る。

For Tonight / Giveon

もう、大好きです。極上のバリトンボイス。アメリカ、カルフォルニア州の
ロングビーチ出身とは思えない、勝手にUKの寒い場所出身と思い込んでいた。
ギヴィオンもまたDrakeの曲に客演として参加したことから注目を集めた。
Samphaとかフランク・オーシャン好きなら間違いなく好きだよね?

WE DON'T HAVE TO TALK ABOUT IT
 / Snoh Aalegra

スノー・アレグラはスウェーデン出身のシンガーソングライター。
2009年からシェリーという名前で活動を開始し、スウェーデンではヒットを記録。そこからLAの方に渡り、スノー・アレグラとして2014年に
メジャーデビュー。ソフトな歌い口ながらも説得力がある。

Best Part feat H.E.R. / Daniel Caesar

ここまでくると自分のどのようなタイプの音楽が好きかバレバレで
少し恥ずかしい。性癖ならぬ、音癖を晒しているようなものだ。
季節や時間というテーマを設けるとこうなるね。
さて、こちらもアコースティックな素晴らしい音楽を聞かせてくれるのは
カナダ出身のシンガーソングライター、ダニエル・シーザー。と、
今やR&B界の至宝と呼ばれるHER。

Over / Lucky Daye

ニューオリンズ出身のR&Bシンガー。2020年のグラミー賞で
最優秀R&Bソング、R&Bアルバムなど4部門にノミネートされた。
新人とは思えない、クラシックなR&Bアプローチが好感持てる。
MusiqのHalfcrazyをサンプリングしたどこか懐かしく、セピア色した
曲調が秋の夜長に染みる。

FLOWER / TENDRE

そして、プレイリストを締め括るのはTENDRE。
ベース、ギター、鍵盤、サックスまでも演奏するマルチプレイヤー、
河原太朗によるソロプロジェクト。その名の通り、優しい。
メジャーファーストアルバム、IMAGINEがリリースになったばかり。
この曲もアルバムに収録されている。


さて、いかがでしたか?一曲ずつ解説するのは結構時間かかるけど、
学生の頃、友達に自分の好きな音楽をカセットやMDに録音していたのを
思い出す。音楽を共有したいという思いと自分を知ってもらいたい、
という気持ち。気に入ってもらえたら幸い。
では、素敵な秋の夜長を、音楽と共に。


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