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真夏のレンジ

先祖が現世に一時帰国的な習わしお盆。
現代日本ではサマーバケーションの色合いが強いが、私も3年連続で長期休暇が取得出来たので、ちょっくら涼しいところまで足を運んでみた次第。
北緯を上げても暑さはさほど変わらない、では標高を上げてしまえ的な短絡発想で、苦手な山へのサイクリングに臨むほどには気温にやられていた事は言うまでもない。

いつものアイツと渋峠

群馬草津から渋峠はサイクリストなら一言は聞いたことがあろうロケーションだと思う。個人的には長野県側より断然群馬県側を推していきたい。
そんな渋峠に続き長野を挟んで斑尾高原に足を延ばし、さらには南下して乗鞍岳へと中日本の名だたる名峰を自転車で渡り歩いて来た。
非常に贅沢極まりない長期休暇を過ごせた事はサイクリスト冥利に尽きる。

天気だって気まぐれなもんで

いくら登ったところでタイムを気にするわけでもなく、速さを追い求めるスタイルでもない。
しかし当たり前だがペダルを踏み続ければさえ何処にでも行ける訳だし、時間とトレードオフで距離は稼げる。
こんな当たり前のことだが自然と抜け落ち気味になっていて、自分でも言うくせに体現できていなかった。
この夏のおかげで今後の自転車との向き合い方が少し変わりそうな、そんな夏。

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