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ビジネスパーソンとして何ができる?/Voicy山田崇ラジオ#196

2023/02/10
Voicy山田崇ラジオ#196
ビジネスパーソンとして何ができる?
話し手:山田崇さん 島田龍男さん 
書き手:石井恵里

山田崇ラジオnote | 文責 殿脇菜央さん

山田崇さんProfile


Check in

島田龍男さん:
最近夜22時、23時スタートのミーティングが多くて、夜眠くて疲れている日が多いですね。今日も頭がまだ起きていない感じがしてますね。生活が整っていないな…。今日もよろしくお願いします。

山田崇さん:
あと2か月で3月が終わる。今日はこれを特に強く感じていますね。漠然と追われている感がしますね。去年の3月に25年間務めた塩尻市役所をやめて、1年間勤めてきましたが、自分が想定していたことが起こっているのか、どうかを検証しようとしているんだろうな。想定していなかったことで上手くいっていることもあるんだけど、あと3か月しかない。でもまだ2か月あるから、この2か月で想定していてまだやり切れていなかったこととか、想定していなかったけどやってみたいことができる2か月かもしれないと思っていますね。


体のアラートに気付く

山田さん:
歯が痛くなくなりました。定例で朝ミーティングしている仲間が、山ちゃんが朝しゃべれるようになっているとチェックアウトで言ってくれて、気づいたら薬飲まなくてもよくなっていたので治った気がします。ただ、最近感染症だと分かって、歯の神経は抜いたけど痛くて。治療の時に免疫が落ちているといわれて。食事、睡眠、運動が足りていないんだろうな。まだ歯だけでよかったなと思いました。
変えていける部分も気づかないと変えられないから、何かアラートがあったら変えていかないといけないんだろうな。

【ドキドキ】年度末の評価

山田さん:
今日でVoicyを始めてから10か月ぐらいになりました。毎週山田崇ラジオで定点観測をしてもらっているんだけど。去年、公務員最後の1年間もモヤモヤしていたことを思い出していますね。

島田さん:
山田さんはどの時間軸で成果を出したいのかが気になりましたね。転職したての頃って観察!観察!って言って観察ばっかりしていたりとか。あと2か月になってなんで焦っているんだろうと思って。

山田さん:
それは年度の感覚が体に染みついているからかな。公務員を続けていて、転職する前のソワソワとはまたちょっと違う気がしていて。自分で転職するって決めたからかな。今までだったら人事異動で次はこんなことしたい!と思っていた感覚とは違くて。新しい仮説が始まった1年目の2月のはじめっていう違いなのかな。
公務員の個人に対しての評価、組織に対して求められていることと、民間企業に対して求められていることはやっぱり違くて。人口が減る、みたいなことは公務員の場合はあまり結びついていなくて。でも民間企業だと、売り上げと社員の成果が結びついているからどんな風に評価がされるかが不安なのかもしれないね。
だからこそ、あと1年の6分の1の時間が残されているから、この2月、3月に今までやってきたものをアウトプットする機会にしていきたいなと思っています。このままだと評価されないという不安があるから。

島田さん:
でも他人の評価軸に合わせていていいんですか。

山田さん:
それは向き合ってみたいと思っています。私は東京の大企業で働く一人のビジネスパーソンであることも意識していて。公務員はやってきた感があって。公務員を始めた最初の10年は日本一おかしな公務員になろうといわれようとも思ってなかったし、90万人いる公務員の一人だったんだけど。でも、自分が社会に感じる違和感とか、地域の人から見た公務員とかを意識するようになって変わったんですよね。今度は、私自身がビジネスパーソンになったことで、どんなペインがあってどんな風にそれを解決できるのかを知ろうとしていますね。40代後半のビジネスパーソンがどんな悩みを抱えているのか。

当事者にならなければ分からない

山田さん:
nanodaも自分が当事者にならなければ分からないことがあると思って空き家を借りてみたんだよね。なってみたら分かることがある、それを解決できる手段が教育であれば今の仕事に結びついたりとか、地域と繋がりながら副業をすることが手段になるのであれば、公務員時代の経験も活かせるしね。ビジネスパーソンになってみたからこそ分かることがあると思ってね。

島田さん:
当事者になることが観察っていうのもちょっと違和感があって。虫を観察する時にも虫になりきるわけじゃないよなって思って。

島田さん:
信州大学の教授の林靖人さんから空き家を借りたことは「観察法」と教わって。これはフィールドワークの手法の一つみたいで。観察の形態として、参加観察法と非参加観察法っていうのがあるみたいで。参加観察法は商店街でやっていたこととすごく近いなと思って。商店街組合とイベントやってみたりとかしていたから交流的観察になるのかな。林さんからは、公務員なのに参加観察法の交流的観察をやっているから珍しいんですよって言われたんだよね。

参加観察法
交流的観察:経験をともにする
面接観察:面接を通しての観察
非交流的観察:かかわりを最小限にしたもの

参加観察法 (participant observation)

島田さん:
山田さんの転職理由もそうですけど、個人が働いている中で感じるもやもやを解決しようとしていることが根っこにあると思うんですが、それが今の会社とダイレクトに繋がっているのかな。

山田さん:
それは私にもわかっていなくて。私がまだ理解できていなくて発揮できていないのかな。
アクション出来ない立場ではないからこそ、何をアウトプットしたいのか、何ができていないのかもう一度向き合いたいね。まだ2か月あるからこそ、あのときこの話しておいてよかったと思える3月31日になりたいなと思って。
やればやるほど成果が出るものではないと思っていて。二次曲線的な成長というか。だからこそ、何も変化がなくてもやりつづけることは今までもやってきましたね。
研究対象になってやってみるということが会社の中でどんな成果になるのかはもう一度考えてみた方がいいんだろうな。

誰も選択したことがないことをやる

山田さん:
公務員の一人であることは意識していてよかったなと思っていて。あ!そんなこと考えていたんだ、そんなことできたんだ!と思ってもらえるようなことやりたいなと思って。たくさんの人と繋がれているからこそ、できた時の広がりは大きいんだろうなと思っています。
誰も選択をしないことだけど、そのことについて個々で選択できる世の中にしたいんだろうな。そのためにテクノロジーを使って学習して、変化・行動した個人が生まれていることが2か月後の目標になるんだろうな。

20万人と友達に

山田さん:
今日日経新聞のWebページにドコモgaccoの記事が上がっていて。ドコモgaccoとして育成したDX人材は8万人なんだけど、もっと増やしていく必要があって。会社として見える成果は会員なので、今105万人のところを125万人にしたいですね。もう2か月ちゃんとコミットしたい。

島田さん:
20万人と友達にならないといけないですね。

山田さん:
会社としては、DX人材は8万人から20万人にしようとしているけど、それだけじゃなくて、子育てしている人も学生も自己決定感が得られるようにしたいので、そこにレディーな状態になるようにしたいですね。だとしたら今までやってきたこととは違うこともやらないといけないんだろうな。でも一ビジネスパーソンとしてできるやり方で試していきたいですね。


Check out

島田龍男さん:
今日はいい気づきがありました。山田さん、成果出したいんだ、評価されたいんだという発見があって。それだったら自分も山田さんの成果と評価のために何かできることをやりたいですね。特定の講座を受けてほしいんだ!ということとかもっと解像度を上げていくと良さそうですね。

山田崇さん:
1つは友達を増やすということ。塩尻に来てもらうだけじゃなくて、東京に居ながらできることってまだできていないなと思って。まだまだ知り合えている人は少ないなと感じているので。あとは、もともと仲のいい人たちにちゃんと伝えきれていないということにも気づきました。ビジネスパーソンをやり切ったうえで、今までやってきたことを+αにしたいですね。


関連リンク

【日経新聞 NTTドコモ系、DX人材の育成講座 職種で選びやすく】


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