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「やまだひさしのタク(宅)アンリミテッド」第5回 まとめ

顔見せ系リモートチャンネル「RADIO 9」がお送りする、
「やまだひさしのタク(宅)アンリミテッド」第5回を、
7月16日(木)にYouTube LIVEにて生配信いたしました。

今回は、音楽フェスに深く関わるアーティストや業界関係者らが、
”withコロナ時代における音楽フェス"について語り合いました。

https://youtu.be/2Q8CJiY7Tjk
*チャンネル登録をぜひ宜しくお願い致します。

0'00" オープニングトーク
5'34" 前半出演者登場〜挨拶
12'31" SOIL & "PIMP" SESSIONS社長から、ONE PARK FESTIVALの話
18'53" 04 Limited SazabysのGENさんから、YON FESの話
28'10" 奥浜レイラさんからSUMMER SONIC、SUPERSONICの話
33'47" シャララ木村真理さんから欧米のフェス事情
48'25" KOGA RECORDSの古閑裕さんから、アーティストの現状
55'10" カクバリズムの角張渉さんから、配信ライブの話
59'48" 若林良三さんから、RISING SUN ROCK FESTIVALの話
1°15'52" 菊地崇さんから、新たなフェスの話
1°27'56" エンディングトーク

■ 社長(SOIL & "PIMP" SESSIONS)

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私は、故郷の福井県で、7月に開催予定だった、
「ONE PARK FESTIVAL」というフェスの音楽顧問をやっております。
3月くらいから延期を考え始め、いつまでに開催可否を決めればリスクを減らせるか?
“なるべく痛みの少ない状態でギリギリまで粘る”というような作業が大変でした。

とにかく中止というネガティブなワードを使いたくなかったので、
「延期」という事にしています。出来る限り同じラインナップで、来年開催したいです。

仲間と集まって、何か面白い事をやろう!と思ったのが、音楽を始めた原点。
その気持ちを忘れずにいれば、この先どんな状況になっても、
僕たちは面白いものを作れると信じています。
https://oneparkfestival.jp/

■ GEN(04 Limited Sazabys)

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僕たちは、地元愛知で4月に開催予定だった「YON FES」というフェスを主催しています。
3月の時点では夏に延期して、自粛からの幕開けとなるようなライブにしたいと思っていましたが、今回は開催を見送りました。
強行したい気持ちもあったけど、あらゆるリスクがあり僕たちの責任の範疇を超えてしまっていると感じました。
グッズ関連は既に作ってしまいましたが、ファンのみなさんに通販で協力してもらったので、何とか被害は抑えられています。
僕らは、モッシュとかダイブとか当たり前にあるパンクシーンから出てきました。
今後そういうのが堂々と出来ない世界になったとしたら、ライブカルチャーは地下に潜る気がします。
ちょっぴりイリーガルな匂いがするというか、地方から面白いムーブメントが起こりそう。
そういった時に、僕はシーンの間にいたいと思っています。
https://yonfes.nagoya/2020/

■ 奥浜レイラ

奥浜レイラ_square

クリエイティブマンの清水さん曰く、9月の「SUPERSONIC」は開催予定だそう。
海外アーティストからも、今のところネカティブな声はないそうです。

今年はオリンピックイヤーだったので「SUMMER SONIC」の開催はありませんでしたが、
6月に過去映像を使ったアーカイブフェスティバルが行なわれました。
Tシャツなどオリジナルグッズをリターンに、クラウドファンディングも立ち上げられ、こちらは「SUPERSONIC」のコロナウィルス感染症対策費用へ充てられます。

こんなにフェスにもライブにも行かない期間があるのは大人になって初めて。
いち音楽ファンとしては、止まってないぞ!と皆さんに知らせる事が大切だと思うので、今日は、この番組に参加できて有意義でした。

■ 古閑 裕(KOGA RECORDS 代表)

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最近は、配信ライブなど盛んになっていますが、
無料でも観れる投げ銭システムに比べ、チケット制は中々厳しいです。
あとアーティストとしては、やっぱりお客さんの前でやりたい。
肌で感じる爆音がライブだと思う。
5月にリリースしようと思っていたアーティストが、まだ出来ていない状況。
ある程度、知名度があるアーティストは良いけど、新人にとっては本当に不遇の年。
コロナ禍を乗り切って所属アーティスト達と良き音楽を届けられるように、
KOGA RECORDSのドネーショングッズを企画しました。
僕の下北沢でのヤバ名シーンをプリントした「KOGA NOT DEAD Tシャツ」もチェックしてもらえると嬉しいです。
http://koga.shop-pro.jp/?pid=151911761

■ 若林 良三(株式会社ウエス常務取締役 / RISING SUN ROCK FESTIVAL プロデューサー)

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昨年は、初日が台風で中止になったので、今年のブッキングは早めに動き、
実は2月くらいには、ほぼラインナップが決まっている状況でした。
ただ、コロナの影響で今年出演予定だったアーティストの通常のツアーやリリースが続々と中止・延期が決まっていく中で、フェスティバルに出てもらうのはどうなのか、と考えました。
さらに、お客さんの安全を守るためにも今年は開催を断念せざるを得ないな、という結論に達しました。
2019年は台風。2020年はコロナだったねと、3年後には笑っていたいです。

開催予定日だった来月は、ファンの皆さんに楽しんでもらえるような、悪だくみも企んでいます。
ミュージシャンやクリエイターなど、個人的な仲間が集まって作るパーティの延長が音楽フェスです。
大きい小さいは問題じゃないので、今の新しい価値観で、表現の場を守らなければいけないと思っています。
 
6月に「日本音楽事業者協会」「日本音楽制作者連盟」「コンサートプロモーターズ協会」3団体で「Music Cross Aid」基金を創設しました。
これからのライブエンターテインメント産業の、復興・復活に役立てていきますので、ご支援、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
https://rsr.wess.co.jp/2020/


引き続き、 #タクアン を宜しくお願い致します!


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