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令和の生き方

先日、以下のツイートを見かけた

恋人がいるいない、お金があるない、いい家に住んでる住んでない、痩せてる太ってるとかもう関係ないよ〜〜!自分らしく生きてればそれでいいんだよ〜〜!他人のために生きてないからね!

本当にそうだと思ってリツイートしたし、自分の言葉に変えて発信した。

強く共感したのには、最近の父との会話が理由だと思う。

結論から言うと、父は中小企業に新卒で入社することをよく思っていない。

まだ後半年、チャンスがあるなら大手に内定してほしいと思っている。

その思いを聞くたびに、落ち着いた就活や、希望が持てた未来に対して、不安に思ってしまう自分がいるのだ。

私だって、最初から大手を見ていなかった訳ではない。
なんなら、未来に対して不安だったから、強くやりたいことがなかったから、大手ばかり受けていた。そして惨敗した。心が折れるほどに。

自分の器量が足りなかったとかではなく、ただタイミングと縁が無かったんだと思うことにして、必死に前を向いているのだ。

そんな中、規模も小さく、歴史は浅いけど、楽しそうに働いている社員の方に惹かれて、自分のやりたいことができそうな会社を見つけて内定を取ったのだ。

自分なりに納得した就活ができたと思っている。

それでも、やはり父に言われてしまうと自分の選択が大間違いに思ってしまう、だってまだ22歳だから。

四半世紀も生きていないのだから。

しかし、父の心配もわかるのだ。
就活で鬱になりかけてしまった娘には、大手に入ってぬくぬくと仕事してほしい思っているのは、重々承知なのだ。

それに、父の頃と時代が全く違うというのもある。

父が大学、新社会人だったころ、今から約25年前。

人の幸せは、エリート大学卒業、大手就職、結婚、出産、持ち家が一択だったのだ。
それ以外で幸せになれるのは、イチローやB’zなど、ほんの一握りの天才たちだけだった。

そんな価値観だったのではないのだろうか。

しかし、今は違う。

あらゆるところから情報が溢れ、選択肢が増え、価値観が多様化したことにより、人によって幸せの定義が変わったのだ。

私は、大金持ちにならなくても良いから、自分が楽しい、やりがいを感じられるお仕事をして、毎日好きなお洋服を着て、大好きな人達と美味しいご飯を食べることができたら、それで良いのだ。

それが良いのだ。

そりゃ、うまくいかないこともあると思うし、また精神不安定なるほど追い込まれることもあると思うけど、すこしずつ耐性ができれば良いと思っている。

今時、生涯一社で勤め上げる人もいないし、副業で芽が出る人もいるし、たくさんたくさん、色んな生き方があるとおもう。

ただ、そういう人生があるというのを、父が知らないだけなんだと思う。

話が長くなったけど、自分の幸せは自分で決めるから、父には安心してもらいたいなと思う毎日だ。

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