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9年ぶりのマザーボード交換

9年ぶりにマザーボードを交換したら、ド嵌まりしました。
結論を言えば簡単な事なのですが、次の2点です。
・モニタを接続しないとUEFIすら起動しない。
・CSMを「有効」にしないと起動デバイスが見つからない。
この情報だけでも、同じ間違いはしないと思いますが、以下に解説します。

モニタを接続しないとUEFIすら起動しない

 これについては、更に2つの要因がありました。
1.マザーボードのディスプレイポートから出力がない。
2.GPUを挿入しただけでは起動しない。
 要因の1つめですが、これは使用したCPUに依存する問題です。CPUにはグラフィック機能が内蔵されているものとそうでないものがあります。intel の Core i シリーズで言えば、末尾が F のものなどです。 当たり前の事ですが、これらのCPUを使うとマザーボードのDVIなりVGAなりのディスプレイポートからの出力はありません。かつてはオンボードVGAというものがあって、チップセット側に統合されたものがありましたが、今日ではCPU側に統合され、Intel では Intel HD Graphics となっています。
 次に要因の2つめですが、そもそもGPUが入っていないCPUを取付けてPCを起動させるとVGAエラーのBeep音が鳴ります。ここでVGAが必要なのだと気づいてGPUボードを取付けたわけですが、それでもBeep音は鳴り止みませんでした。そこで、ディスプレイを繋げたところようやく起動できました。

CSMを「有効」にする

 最近のUEFIは、CSMがデフォルトで無効になっているようです。Windows XPの時代からアップデートを繰り返してきたシステムが UEFI Boot であるはずもなく、CSMを有効にしなければならないのですが、私は、そもそも UEFI Boot を知りませんでした。UEFIではストレージデバイスが認識できているにも関わらず、起動可能なブートシーケンスにエントリがありませんでした。
 そもそもCSMが何であるかを知らず、試行錯誤した結果としてCSMを「有効」にしたところ、起動できました。後で、CSMを知った次第です。なお、CSMを有効にするとセキュアブートは必ず無効にしなければならないようです。

また、BIOS と UEFI ではずいぶんと違いもあるようです。

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