仮面アメリカ英文解釈 EP00 ②
ほとんど英語力のない私が「仮面アメリカ」の英文を解釈してみました。
元のWebコミックはこちらです。
Done! When everyone on the USO Tour sees these outfits I made, they'll recognize my potential as a fashion designer!
「Done!」:「出来た!」も口語的表現。
「When everyone on the USO Tour sees these outfits I made,」:when節のなかに「sees」と「made」の動詞が2つあるから、「these outfits I made」が全体として「sees」の目的語の名詞句になっていると読んで、関係詞の省略を読み取る。
「they'll recognize」:「they will recognize」だから、単純未来または意志未来になるが、日本語訳としてはあえて未来の時制を表現することはまれ。
「my potential as a fashion designer」の「as」は単純に「としての」の意味。
【出来た! USOツアーのみんなが私の作った衣装を見たとき、彼らはファッションデザイナーとしての私のポテンシャルを認識する】→【出来た! USOツアーのみんなが私の作った衣装を見たら、ファッションデザイナーとしての私のポテンシャルを認めるわ】
That meteorite impact turned me into some sort of human battery!
「turn $${\rm A}$$ into $${\rm B}$$」 だから、「That meteorite impact」が$${S}$$で名詞句になると読み、「名詞+名詞」で前の名詞が後の名詞を修飾している。
「some sort of」:ある種の
【あの隕石の衝突が、私をある種の人間電池に変えた】→【落ちてきた隕石が私を人間電池にしたの!】
I can use this to rebrand myself under a new persona!
「use」の目的語が「this」だけなので、「to rebrand」は「this」を修飾しているから「to不定詞」とわかる。
「myself」は再帰代名詞だから「rebrand」の目的語になっている。
「rebrand」は極めて日本語にしづらい。「re」と「brand」で「re」は再だが、そもそもの「ブランド」を正確に表現する日本語がない。さらに、ここでは動詞として用いている。
この「under」は前置詞。「もとで、支配下にあって」の意味。
【私は、これを使って、新しい人格で自分自身をリブランディングできる!】
→【この力で私は生まれ変われるわ!】
Either use the name we gave ya or don't come back 'till you come up with something that can get past our focus groups!
「Either $${A}$$ or $${B}$$ 」と思いついて、「Either」の直後が「use」、「or」の直後が「don't come back」で、品詞が一致するはずだから、双方とも動詞とわかる。しかも$${S}$$のない動詞だから、命令文。「$${命令文}$$, or」ではないから、「…しろ、さもないと…」の構文ではない。
「ya」は「you」、「'till」は「untill」の口語的省略形。発音が表記にフィードバックされたもの。
「use the name we gave you」:名詞の後に$${S+V}$$と続けば、関係代名詞の省略で名詞を修飾している。英語にとても多い表現。「gave」は第4文型をとれる動詞だから、2番目の目的語が先行詞。
「come up with~」:~を思いつく
「get past」:克服する、通過する、かわす
【我々が与えた名前を使うか、我がフォーカスグループを切り抜けられる何かを思いつくまで戻ってこないか、どちらかだ!】→【我々がつけた名前を使うか、ここを切り抜けられる何か思いつくまで、戻ってくるなよ!】
Our agency's got a reputation to uphold, kid!
「got」は過去形か過去分詞形だから「agency's」は所有の「's」ではなく「has」。
「to uphold」は「reputation」を修飾する不定詞の形容詞的用法。
「uphold」は他動詞で「守る」「支持する」、自動詞で「進展する」
【我々の代理店は守るべき評判を持っている。こどもだな!】→【うちの事務所にも評判ってもんがあるんだよ。ガキが!】
Now what am I supposed to do?
「Now]は、「今」以外にも「これから」の意味もある。文頭に用いた場合、「さて」「ところで」の話題を切り出すときの用いる表現となることもある。
「am I」から疑問文とすぐにわかる。
「be supposed to」:「~するつもり」「~することになっている」「~してもよい」
「what」が尋ねているのは、「to」に導かれる部分で「do」の具体的な内容。
【これから、何をしたらいいの?】→【これから、どうしよう…?】
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