仮面アメリカ英文解釈 EP02
ほとんど英語力のない私が「仮面アメリカ」の英文を解釈してみました。
元のWebコミックはこちらです。
Whit K-MSTR, here are your headlines.
「Here is/ Here are」構文で、「your headlines」が主語で「見出し」の意味。「are」は主語が複数形であることを示している。提供する/渡すの意味が込められている。
「K-MSTR」は、構文の主語ではないから、前置詞が必要で、「your headlines」を渡す主体を付帯的に示している。
「your headlines」:「あなたの見出し」では日本語して不自然。「ニュース・ヘッドライン」として解釈する。
【続いて、K-ムスターが、ニュースをお伝えします。】
Monster attacks are once again on the uptick after a brief hiatus: the origin of these creatures is still a mystery.
「Monster attacks」:名詞+名詞の名詞句。
「once again」:もう一度。
「on the uptick」:上昇中。今まさに上昇している状態。
「hiatus」:(仕事・行動などの)中断、(記事などの)脱落、落ち、すき間。前置詞「after]の目的語になっている。
前置詞のついている名詞は補語にならないから、「Monster attacks are once again on the uptick after a brief hiatus」は「are」の後ろに補語はないが、be動詞の第2文型として完全な文。
【モンスターの攻撃は一時的な休止期間を経て再び増加傾向にありますが、これらの生き物の起源は依然として謎に包まれています。】
No one knows where they come from or why the pop up in certain states.
「or」が並列につなぐのは関係詞「where」と「why」節で、「knows」の目的語。
「from」の目的語が「where」。
【それらがどこから来たのか、なぜ特定の州に出現するのかは誰も知りません。】→【どこから来て、なぜ特定の州に現われるのか、誰にも分かりません】
Since they first appeared, the heroine formerly knows as WARHEN -now known as KAMEN AMERICA- made herself famous by taking them down thus fueling speculation that the attacks are an elaborate hoax orchestrated by the media relations agency LANSKY AND SCHULTZ.
長いが「thus」によって2つの文に分けられる。
「Since they first appeared」はsinces節で「they first appeared」は完全な文。「they first appeared があってから」の意味。
「formerly knows as WARHEN -now known as KAMEN AMERICA-」:「formerly knows as WARHEN」と「now known as KAMEN AMERICA」が同格と読む。
「formerly」と「now」が副詞で「known」を修飾している。
「the heroine $${S}$$ $${V}$$」だから、関係詞の省略。
「made」は第5文型をつくる動詞。「$${S}$$ made herself famous」だから、「herself」が「famous」になる。
「taking them down」:「$${S}$$ take $${O}$$ down」も第5文型で、「by」に続いているから、「taking」は動名詞。
「fueling speculation」の分詞構文。「that」は関係詞として、「speculation」を修飾する。「the attacks are ~」という「speculation」。
「fuel」は名詞として「燃料」の意味。動詞としては、「燃料を注入する」、感情に用いると「煽る」の意味。
「elaborate(精巧な)」は形容詞で、名詞の「hoax(でっち上げ)」を修飾している。
「orchestrated」は過去分詞の限定用法で、「hoax」を後ろから修飾する。
「by」以下が「orchestrated」の動作主体。
「the」があるので、これ以降が名詞句になっているとわかる。
【彼らが最初に現れて以来、公式にはウォーヘンとして知られている、今は仮面アメリカとして知れている、ヒロインが彼女自身を、彼らを倒すことで有名にしましたが、そのため、この攻撃がメディア連携代理店のランスキー&シュルツ社によって画策された手の込んだでっち上げだという憶測が高まっています。】→【モンスターが最初に現われて以来、公式にはウォーヘン、今は仮面アメリカとして知られるヒロインがそれらを倒すことで有名になりましたが、このため、これらのモンスターの襲来が所属事務所のランスキー&シュルツ社によって画策された手の込んだでっち上げだという憶測を呼んでいます。】
Corpulent kobold
「kobold」はドイツの妖精。
【太ったコボルド】→【デブ コボルド】
My first monster fight as KAMEN AMERICA!
文頭のIt'sが省略されていると読む。
「初めてのモンスター」ではないから、「first」は「fight」を修飾している。
【仮面アメリカとしての最初のモンスターとの戦い】→【仮面アメリカとしての初陣よ!】
Time to transform and make my debut!
「it's」の省略。「it's time to~」:「~の時になった」
「make」の主語が見当たらないから、「and」が結ぶのは「transform」で、いずれもto不定詞。
【変身してデビューの時が来た】→【変身してデビューする時が来たわ!】
I am KAMEN AMERICA! and to prove the justice of our culture, I will vanquish you, Monster!
不定詞の「to prove」が修飾している語が一見しては見当たらない。「I am to prove~」と読むと、「be + to不定詞」の形となり予定、義務、運命(過去形を用いる場合)、可能(受動態だけ)、意図(条件節だけ)の特別な意味を持つが、文脈にそぐわないから、「,」を超えて「vanquish」を修飾する副詞的用法と読む。
「vanquish」は征服する、うちまかすの意味だから、「will」は意思をしめす。
【私は仮面アメリカ! そして私たちの文化の正義を証明するために、あなたを打ち負かしてやるわ、モンスター!】→【私は仮面アメリカ! モンスター! おまえをやっつけてやるわ! 私たちの文化の正しさを証明するために!】
The monster killed itself with its own lightning powers.
「killed itself」は自殺。
このときの「with」は原因を示す前置詞。
【モンスターは自分の雷の力で自殺した】→【モンスターがヤツの電撃で自滅しちゃった…。】
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