仮面アメリカ英文解釈 EP03  

 ほとんど英語力のない私が「仮面アメリカ」の英文を解釈してみました。
 元のWebコミックはこちらです。


AHEM

【えっへん!】

No need to fear, citizens!

  • 「citizens」がコンマの後であり、文が感嘆符で終わっているからから命令形にみえるが、「Don't」ではなく「No」なので、この「need」は名詞。したがって全体は名詞句。「it's」の省略と読む。

  • 【怖がる必要ないわ、市民のみなさん】→【みんな、もう大丈夫よ!】

The monster has been vanquished by KAMEN AMERICA!

  • 現在完了形の受動態

  • 【モンスターは、仮面アメリカにやっつけられた】→【怪物は、仮面アメリカがやっつけたわ!】

Wait. Are you from the Caiman Islands or America?

  • 「Wait」は動詞だけで命令形。

  • 「or」は「the Caiman Islands」と「America」をつなぐ。

  • 【待って。君は、ケイマン諸島の出身? それともアメリカ?】

Funny! It's not "KAY-MEN" AERICA, but "KAH-MEN" AMERICA! It's Japanese!

  • 「not $${A}$$ but $${B}$$」で、$${A}$$ではなくむしろ$${B}$$である。

  • 【面白い!】→【面白いこと言うわね!】

  • 【ケイメンアメリカじゃなくて、”カ メ ン”アメリカ。日本語よ!】

So you'er Japanese-America?

  • 「so」は、全文を受けていることを示している。

  • 【そうなら、君は、日系アメリカ人?】→【なら、君、日系?】

I'm just using the word! "KAMEN" means "mask", like the thing on my face!

  • 「the word!」の「the」は、前の発言の「"KAH-MEN" AMERICA! It's Japanese!」を受けて、「word!」を限定している。

  • 「like the thing on my face!」の「like」は前置詞。動詞なら「and」前に入る。名詞なら直後に「the」はこない。

  • 【私は、その言葉を使ってるだけ。”カメン”は”マスク”の意味で、私の顔にあるのと同じものです。】→【私は、日本語を使ってるだけよ! 「カメン」は「マスク」、私が顔に着けてるのと同じよ!】

That name isn't very intuitive.

  • 「not very」の部分否定。

  • 【その名前は、あまり直観的に解りやすくない】→【ちょっと解りにくい名前だな】

It's a good name! Lots of heroes use "KAMEN!" haven't you never seen.

  • 「Lots of」の意味は「a lot of」と同じ。

  • 「haven't you never seen.」は現在完了形の否定疑問文。動詞が「seen」だから、経験を表す。

  • 【それはいい名前だ。たくさんのヒーローが「仮面」を使っている。君は見たことないの?】→【いい名前じゃない! 「仮面」がつくヒーローはたくさんいるでしょ。見たことないの?】

 I just got here! What does "KAY-MEN" mean?

  • 「get here」は熟語で「ここに着く」、「just got here」は「ちょうど、着いた」→「今着いた」

  • 【今、来たんだけど、「ケイマン」ってどういう意味?】

How are you people mispronouncing it!? I'm saying it out loud!

  • 「you people」は「you」の強調だが、小馬鹿にした感じになる。

  • 「how」は方法を聞く「how」

  • 「mispronouncing」は動名詞

  • 「out loud」は副詞句。

  • 【お前たち、どうやってその間違った発音をするの? 私ははっきり言っているわ】→【あんたら、どうやったらそんな変な発音になるのよ? 私はちゃんと言ってるでしょ!】

Hello everybody! What a crazy day in the world of both local and national news!

  • 「in the world」には文字通りに「世界中で」の意味もあるが、疑問詞とともに用いると、「一体全体」のような驚きや疑問をより強調した表現になる。

  • ここでの「of」は構成要素を示す「of」。

  • 「What」から文末まで主語動詞のない名詞句だから文頭の「It's」がないと読む。

  • 「both local and national news」は「local news」と「national news」。

  • 【こんにちは、みなさん。地元ニュースの全国ニュースと両方で、なんてとんでもない日だったのでしょう】→【こんにちは、みなさん。今日はなんて日でしょう。地元と全国の両方のニュースで、とんでもない日でした。】

Local hero Charlotte Vanders disrespected the citizens of Oscar today with a terse exchange.

  • 「of」以下が副詞句の第3文型。

  • 「Local hero」は「Charlotte Vanders」と同格。

  • 【地元のヒーロー、シャルロッテ・ヴァンダースが、今日、素っ気ない受け答えでオスカー市民を見下しました。】

Maybe had she not changed her name from Warhen to CAIMAN AMERICA, She could have avoided this particularly rude conversation!

  • 「Maybe had she」なので、仮定法での「if」の省略による倒置だと読むと「could have avoided」があるので仮定法過去完了であることが解る。

  • 「particularly rude conversation」は「副詞+形容詞+名詞」で、副詞が形容詞を、さらにその形容詞が名詞を修飾する形。

  • 【おそらく、彼女がウォーヘンからケイマンアメリカに名前を変えなければ、この特に失礼な会話は避けられたでしょう】

In other new….

  • 【次のニュースです】


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