価値の創出について

先日、初めて花展に出瓶しました。
出瓶料は、小作(いちばん小さい作品)で、4万円。
安くない金額ですよね。
これまで、自分の技術もそうだけど、出瓶料(前は3万円だった)もあって、花展に出すのは躊躇してました。
が、本当は、2年前の2020年春の花展に初めて出す予定だったのです。
コロナで花展どころではなくなり、中止になりましたが。
(その時の出瓶料は、全額返ってきました。)

今回出すことを決めたのは初夏の頃で、夏には招待券と前売り券を50枚ずつ受け取りました。
前売り券50枚が完売すれば、出瓶した分の金額が返って来ることになり、利益は出ないものの、トントンになります。
前売り券売りたいわー…完売させたいわー
って思いました。
でも、無料で配れる招待券も50枚あるのに、前売り券を売るのはなんか違うな、って、自分の中で思ったんです。
なので、招待券がなくなったら、前売り券を売ろうと決めました。

そして、FacebookとかSNSでお知らせはしたけど、でも、知り合いに個別に連絡するのはやめようと思いました。
何年も付き合いのある友達で、直接会う機会がある人や、ワークショップにきてくれる方には、話のついでに来れたらきてー、という感じで招待券を渡しましたが、それ以外の、新しくできているオンラインサロンの友達なんかには、会っても自分からは話しませんでした。
なぜなら、私が逆の立場の場合、断りづらくて嫌だからです。
興味なければサクッと断れたり、適当に流したりできます、という方もたくさんいると思います。
が、私は、DMで連絡が来たり、直接話されたりすると、そんなに興味がなくても、余裕がなくても、せっかくだから行きます、とか言って、結局行かなかったり、そんな自分がちょっと嫌いになったりすることが多かったからです。
(もちろん、あまり関心のなかったことでも、行ってみることで新しい発見があったりすることもあるのだけれど。)

そんな感じで、SNSでのお知らせだけは続けていて、40枚くらいは招待券は配ることができました。

前売り券販売までいかなかったのは残念だけど、お配りした人ほとんどが来てくれて、感想を伝えてくれたり、時間が合った方には案内をして、ただ見るよりよく分かって面白かったと言って頂いたりして、本当にありがたかったです。

が、現実問題として、日々の生活はしていかなくてはいけなくて、自分がどんなことをすれば、お金を作れるのか考えています。

どんなことをすれば、自分がいちばん望む形で、理想の生活が送れるのか。
そのためにベースの考え方を整えることもインプットも必要だと思うけど、今圧倒的に足りていないのは、どちらかというとアウトプットかなと感じています。

花展に出してみてどうだった、という感想は、また記事にしたいと思うのですが、ちょうど今の課題として、自分がやっていることで収入を生み出すのって難しいのかな、というフェーズに入っているので、今回はそういうトーンの記事でした。

でも体験として楽しかったし、絶対また出したいし、そのために私がどんなふうにお金を生み出せるのか、循環させられるのか、引き続き考えて取り組んでいきたいと思っています。

私が他の人に提供できるものは、正直山ほどあると思うのだけれど、それを持ち腐れている感が強い。

謙虚ではありたいけど、そうは言っても私ってけっこうすごいという自覚もあるので、周りに嫌な印象を持たせずに上手いことやっていきたいなぁと思っています。