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初めて花展に出瓶して悔しいなと思った話

まだ開催しているのですが、10年くらいやっているいけばなで、初めて生の花を花展に出しました。

こちらの記事では、前の記事とは違って、もっと普通の感想を書こうと思います。

私はいちばん小さい作品で、普段から練習しているカテゴリに出したので、大丈夫だろうと思っていたのですが、花をいける当日にはいろいろ予期せぬことがあって、けっこう大変でした。

大変だったことは細々したことで、それを書く気はないのですが、
期間中はいろんな方が来てくださったので、
どういういけ方があるのか、とか、花展全体の説明をすることで、言語化によって自分で理解しているところ、できていないところが明確になって、よかったです。

前期・後期の入れ替えで、昨日から後期の展示なので、先程後期の展示を見てきました。

まだ終わっていないのだけれど、改めて振り返ってみると、なんか悔しかったです。
もちろん、先生と同じ花展に出せたことや、支部100周年の記念の花展に出せたことは、とても嬉しいことでした。
でも、やっぱり他の方のお作品を見ると、どれも調和が取れていて、花材の良さが出ていて、美しくて、魅せられるものばかりでした。
比べると、私のものは、自分でやったから、自分の作品への愛着はあるけど、
「向いてないのかも。やめようかな」
とは、何回も思いました。
もっと才能があればよかったのに、と思います。

先生が好きだし、まだ、自分であんな美しいものが作れたら…という理想があるからやめないけど、ふと、このまま続けていても、お金をただ使うだけで、花材を生かしてあげることもできず、ずっとイマイチなままなんじゃないかな、いろいろ勉強にはなるし学びもあるけど、やっぱりダメなままなんじゃないかな、とも思います。

見に来てくださった方もいる中、
私のはいまいちだと思っています
と言うことはできなかったし、
うっすらと「予想外のことがたくさんあったから、仕方ないよね」「初めてだったし、仕方ないよね」「他の先生方はベテランの方ばかりだから、仕方ないよね」みたいな言い訳を自分の中でしていたのと、「やっと花展に出せた、人が来てくれた」という高揚感とで、うやむやにしていた側面もあります。

今になってこんな風に急に思ったのは、ふとしたタイミングでやってくる、
「なんで私はこんなにダメなんだろう、うまくできないんだろう」
期なだけかも知れません。

ただ、今回記事を書くにあたり、
悔しい
という言葉も出てきたので、意味のない自己卑下が出ていることに気づいたらさっさと切り替えて、シャキシャキ時間を過ごしたいと思いました。

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