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【戯作パヴァーヌ】 冬ざれの海 さびしげに 波よせおくり ゆきかえり 風ふきさそう さむざむと 語りかけるは うみのこえ 目顔は知らぬ 例により 声さえ知らぬ 本名も noteで知った 人となり よわいハタチの つとめ人 京の都に ひとり住み 日記随筆 マッチング 世の中を書き 人を書き おのが文体 すでに持つ 人によりけり 好きずきは されど揺るがぬ ふみのあや 散文美学 これにあり 快哉おぼゆ あっぱれや 「文学」に疑義 ありし目に 「文」に「学」など 無縁ぞと 行