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仕事

この2月から3月にかけて仕事量が格段に増えた気がする。
仕事をする目的とは何なのか?
確か大学の授業で、結構印象に残っている授業がある
それは”産業組織心理学”と呼ばれるもので
講義の内容を簡単に噛み砕けば、モチベーションの話だ。

・自分の成長のため
・お金のため
・誰か大切な人やモノのため

他にもあげればたくさん挙げられるだろうか。
モチベーションとはとても大切なものだと僕は思う。
なにかに向き合う姿勢もなんのために働いているのか明確にすることが大切だと、なんとなく思うものだ。根拠があるわけではないのだが。

大学の講義ではモチベーションによって組織は連帯性が生まれるし、消失もされるという内容だった。
いわばグループリーダーの立場から、もしくは経営者視点における考え方を講義では扱っていたような記憶がある。

アルバイトの立場から考えてみた当時の自分は容易に想像ができた。
お金のために、働いている。
給料がたくさんもらえるためにたくさん働いていたし、それ以上のことはしたくない。
必要最低限をこなして、最大の給料をもらうことが目的だった。
自分で言うのも何だと思うが、よっぽどのことがない限りは変化を自分から求めたりするようなタイプでは決してない。
だからアルバイトも一度辞めたことはあったが(どうしても人間関係に耐えることができなかった)、結局辞めたい辞めたいと思いながら新しい職場を見つける方がめんどくさくて卒業まで続けてしまった。

きっと仕事を楽しくできる人には、別の付加価値をつけることができる。
接客した相手から感謝を言われることなのだろうか。
残念ながら僕にはわからない世界だ。
きっとやりがいってそんなところから派生して見つけることができるのだろう。
僕は学生の時から何も変わっていない。
それは良くも悪くも。
今の職場環境には正直不満はある。
決して仕事が楽しいとはお世辞にも言えない。
わからないことしかないし、最近は定時には帰れないくらい忙しくなってきた。
一度教わったことを覚えることができない。
次回は一人でもできるよねと任されるプレッシャー。
そこまで強くはない。不安で押しつぶされそうになるし。
聞きにくいのも現状だ。
わからないままそのままにしておく方が良くない。
そんなことは百も承知である。
きっと自分を紛らわせるための手段なんだよ。
頑張っているって思わせたい。
それは上司や同期に対する見せしめ以上に。
自分を言い聞かせるための、そう言い聞かせるしか今を保つことはできない。

いつも最終的に行き着く先はいつも同じだ。
自分よりも忙しい人は大変な人はたくさんいる。
自分は恵まれている環境にいる。
そうやって自分を強く見せることで、自分を安心できる。
それは根本的な解決ではないこともわかっている。
今の自分にはそれが精一杯で。
今終えてしまえば、戻ることはできない。
耐えるしかない。
いつか壊れてしまうかもしれない。
その時はその時にまた考えればいいと。


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