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「緊張」しない事より楽しむ事を考えるスキル

こんにちは。
らくらふと会社員 てっちぃです。

この記事では、
「楽しむスキルで豊かなマインドを手に入れる」
ということをテーマに、
「てっちぃ」という一会社員のマインドをシェアしております。

会社員生活の中で「悩み」「不安」「葛藤」「生きにくさ」
を抱えている方に少しでも心のゆとりを持って
いただけるような内容をお伝えいたします。

また、より伝わりやすくなるように
「記事と音声」によるコンテンツ共有をしていますので
是非同時にお楽しみいただければ幸いです。

音声はこちらのポッドキャストからお聞きいただけます

■今回のテーマ

今回は「緊張」について、てっちぃの独自理論をお話していこうと思います。

なんだか偉そうに言っちゃってますが、私は「極度の上がり症」です。
そうです、緊張する事をいつまでたっても克服できない会社員です。

そんな私がなぜ、このような表題でお話をしようと思ったのか。
それは、「緊張」を克服しようと思っていないからです。
「緊張」=「嫌な事」のマインドから脱却してもらいたいからです。

これを読んで下さっている方の多くは、恐らく「緊張」しないようにするにはどうしたらよいのかを知りたいと思われているのではないでしょうか?

申し訳ございませんが、これからのお話は、「緊張」しない方法をお伝えしておりません。
少し別の視点から「緊張」を捉え、「緊張」に対するイメージをマイナスからプラスへ変換するマインドをお話していきます。

■緊張する場面

では、私も含め、皆様はどのような場面で「緊張」するのでしょうか?
そして、「緊張したくない」のでしょうか?

思い返せば、「緊張」とは子供のころから皆様の感情の中にあり、
いざという場面でどこからともなく沸き上がり、他の感情を覆いつくすようにはびこり、皆様を苦しめ続けていますよね。

悪の根源みたいな表現で申し訳ないのですが、私も長年「緊張する事」が悩みでした。

もちろん、昔っからどんな時でも「緊張しない」という強者は存在します。どんなメンタル持ってんだ?って驚きのような尊敬のような眼差しでその人を見ていました。
ただ、本当にそうだったのか、強がっていたのかは本人のみぞ知ることですが(笑)

子供の頃は「運動会」「学芸会」などの大勢の前で披露する自分への緊張
青春時代には「試験」などで結果を出せるかどうかの不安なども加わってきます。
または、「好きな人への告白」や話をすること自体も緊張しますよね。
大人になったら緊張しなくなるのかな、とひそかに期待していましたが、
そんな期待は打ち砕かれ、「会議」「プレゼン」「営業」などなど、上がり症の自分には耐えきれないほどの「緊張する場面」が目白押しでした。

■緊張の影響

そもそも、なぜ「緊張」したくない、と思うのでしょうか。

それは、
・緊張すると頭が真っ白になり、上手くいかない
・普段とは違う自分になっている。
・手足が震えて、本来の力を発揮できない

などなど、「緊張している自分」と「本来の自分」にギャップが生じてしまうことへの不安からくるものが多いのかもしれません。

加えて私の場合、精神的な不安から「腹痛」を発症する事が多く、
学校に行く前に必ずトイレから出られなくなったり、学校でもそうなったらどうしよう、という不安にもかられていました。

そんな自分は、人と違う特殊な人間なんだ、という不安から誰にも相談できず、友達付き合いも上手くいかず、いつしか「根暗」なレッテルを張られてしまってました。
まあ、根暗は「緊張」とは直接関係しないので私自身の別の問題かもしれませんが(笑)

ちなみに、たぶん皆様も同じような感覚かもしれませんが、
子供の頃から緊張や不安による「腹痛」がある人って意外に多かったことに気づきました。
あー、みんなそうだったんだ~、って安心した記憶があります。
特に男性に多いみたいですね。
「神経性・・・・なんちゃら」っていう病名もあるくらいですもんね。

何はともあれ、「緊張」が引き起こすのは「悪影響」だ。
というふうに考えていました。

■緊張しない方法

そうなってくると、おのずと考えなければならないのは
「緊張しない方法」です。

いかに自分の感情の中から「緊張」を排除するか。
「緊張」しない強さを手に入れるか。

必死でそのことを考えるようになります。
そして、いろいろな事を試します。
「掌に人って3回書いて飲み込む」を何度やったことでしょう。
自分の頬をひっぱたいたりしませんでしたか?

私の場合、何をやっても効果はありませんでした。
手足の震えや胸のドキドキが治まることはありません。

ただ一つ、方法がある事に気づきます。
「経験」「慣れ」です。
「緊張する」場面を人の何十倍も経験する事で「慣れる」事はあります。
慣れると緊張は緩みますので、緊張しない自分になる。
と、思い込んでしまう場合があります。

しかし、これは少し危険ですし、そもそもそれができる人は限られます。
例えば芸人さんや人前に出る事を生業としている方々
このような方は、いちいち緊張して手足が震えて、ドキドキして、本来の自分が出せない、なんて事は無くて当たり前の職業です。
そうならないために必死で訓練して、「緊張しない」自分なりの方法を習得しているのでしょう。

でも、ごくごく普通の会社員には、そこまでの経験量が発生しません
【たまに訪れる緊張の場面】で緊張しないようにする、事への対処ができません。

もう一つ気づきました。
いつだったか、私はいつも緊張する場面で、「たまたま緊張しなかった」んです。あれ、なんだろうこの感覚は。と自分でも不思議になりながらその場面へ。
確か、社内のプレゼン的なものだったと思います。
その結果は・・・・
散々なものでした。緊張はしていなかったものの、「覚えていない」「話し方が雑」「集中できていない」など緊張している時よりも本来の自分を発揮できなかった、という事がありました。

何に気づいたか。
「緊張している」という事は「集中できている」事なのではないか。
「緊張」と「集中」には結びつきがあり、無理やり緊張しない方法を実践してしまう事で、集中力も奪われている、という概念にたどり着きました。

そして、
【緊張しない方法】を考えるのを辞めました。

■緊張を楽しむ

私てっちぃは今現在でも「絶賛上がり症」です。
しかし、「緊張する場面」が嫌いではありません
どちらかというと好きです。
確実に緊張するくせに、緊張が楽しいんです。

手足が震え、ドキドキが止まらず、上手く口がまわらない事もあります。
でも、それを失敗だとは思いません。
そんな状態の自分に微笑みかけます。
「今日も震えたな~」って。

だって、普段なかなかないじゃないですか。
会社員生活の中で、「緊張する場面」って貴重ですよね。
もちろん、場数をこなしている方もいらっしゃいます。
その経験値で「緊張しなくなった」人も多いでしょう。
でも、緊張にお悩みの方は、その経験が少なくて、慣れようにも慣れられない方だと思います。
なら、無駄ですよ(笑)あがいても。
いつまでたっても緊張しますよ。

であれば、緊張しない方法など考えず、緊張を楽しんでみてください。
大丈夫です。「緊張」していれば「集中」できています。
そんな自分を「無理やり捻じ曲げようとして」⇒「できなくて」⇒「今日も緊張したって後悔」するよりも、「緊張を受け入れて」⇒「そんな自分を楽しんで」⇒「緊張している中でここまで出来た」
って評価してあげてください。
その自分が本来の自分です。

もちろん、どうせ緊張して思い通りにできない!って諦めたらだめです。
緊張している事を前提として、その中でどう自分の感情を操作するかを考えるんです。
これは【思考操作】という、これまた私の楽しむスキルの独自理論ですが、また今度お話しさせていただこうと思っています。

では、今回は【緊張を楽しむ】理論をマインドシェアさせていただきました。

■ご相談

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もう少し具体的にお話したいな、
という方がいらっしゃいましたら是非ご連絡下さい。

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