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『スパイラル:ソウ オールリセット』

大人気ホラーシリーズ「ソウ」シリーズ第9作目。監督は「ソウ」シリーズ2-4作目を監督したダーレン・リン・バウズマン。昨年2020年5月に公開の予定だったが2021年9月の公開になった。

今作は「ソウ」シリーズの大ファンでもあり、『スパイラル:ソウ オールリセット』主演でもあるクリス・ロックが続編となる案をライオンズゲートに売り込み、実際に作成されることとなる。そして彼は主演兼総監督として今作に参加している。

さすが「ソウ」シリーズの作品。確実にR-15な作品。「ソウ」シリーズ名物のゲームもあり、今作は警官が主人公であり、バディもの要素もある。前作までへのリスペクトもあり、シリーズファンにとってもうれしい展開だ。ゲームの内容は前作まで特に後半の作品よりかはわりとエグくなく(わりと)見れないほどではなかった。ただ少し物足りなさがあった。ストーリー的にも装置のギミック的にも。

作品に対する感想を詳しく話そうとするとネタバレになってしまいそうになるので下記のあらすじのさらに下にネタバレ注意感想を書きます。

~あらすじ~
花火が上がる、7/4独立記念日の夜、ひったくりの事件が起こる。偶然その場に居合わせた非番の警官はその窃盗犯の後を追った。地下に入り、捜索していた警官は背後から豚の被り物をした何者かに襲われ、気絶する。目覚めるとそこは地下鉄の線路上、自分の舌が縛られ宙釣り状態になっていた。そして置いてあったテレビから奇妙な映像が流れる。「ゲームをしよう。2分後に電車がやってくる。もし助かりたいのであれば舌を引き抜け。」恐ろしい提案をされた警官は抵抗むなしく電車に轢かれ死亡した。つぎつぎとゲームが行われ、狙われるのは警官たちばかり。なぜ警官たちはゲームに参加させられたのか。そして犯人は誰なのか。ジグ・ソウの再来か、それとも模倣犯の犯行か。恐怖のゲームが再び幕を開ける。



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↓※※※ネタバレ感想注意※※※↓










少しストーリーが分かりやすすぎた感はある。
新人パートナーが狙われた際の描写の仕方とゲームに関する説明が圧倒的に少なく”超”怪しかった。
分かりやすく描写されていたのでもう少しどんでん返し、裏切りが欲しかったなと思ってしまった。『ソウ』『ソウ2』がかなり秀逸かつ驚きのストーリーだったため期待しすぎてしまっていた感はある。

最後のゲームで父親が途中の映像に合った人形の動きとリンクしていたのは興奮し鳥肌が立った。

ゲームの内容の目新しさやエグさがあまりなかったが、、、あくまで彼はジグ・ソウではなく模倣犯であり、装置などもコピー品に過ぎないのではという考察がはかどる。

参加者たちはほとんど悪徳警官であり、あまりかわいそうとは思わないのは結構いつも通りでもある。





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