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#私たちは統一教会じゃない タグへの反論とトランス問題への展望

皆さんこんにちは。フェミイさんなのだ。ここらからは普通口調で。

どうも赤旗のとある記事がトランス論争を繰り広げている人々に誤りをもって拡散されているので、それについての反論とそもそもの背景のトランス論争について書いていきます。

ぶっちゃけトランス論争は私はフェミ界隈の最前線から身を引いてアライグマ化した理由の一つです、だからあまり語りたくはないのだが、このまま党が誤解されたままなのも困るので書いていきます。

発端の記事では統一教会による組織的な請願を問題視

埼玉県議会では「性の多様性を尊重した社会づくり条例」について審議中であり、それに対し賛否さまざまな意見が寄せられました。そんな中統一教会系新聞の「世界日報」がこの条例を敵視する談話を書いたことも、兼ねてよりLGBTを攻撃し差別してきたことも紛れもない事実です。反対請願の一部にカルト教団の意向を強く受けたものがあると報じることは報道機関の宿命です。
しかしこの報道を受け、あたかも「共産党が反対派を統一教会扱いした!」などとミスリードを誘い拡散する動きがでてきました。
それならば「脱原発運動に極左が関与している」という一般メディアの報道は「脱原発の人を極左扱いした!」と言えるのでしょうか?義務教育レベルの読解力があればそうはならないと思います。
そもそも条例に慎重な意見を持つ立場の人ほどカルト教団につけこまれる隙を与えたことを恥じるべきです。甘い言葉で秋波を送る人間を突き返す強い意志が必要です。

「積み重ね」を拒んできたのはレスバトルに明け暮れたTERFとTRAである

ミスリードだと指摘する声が増えると、タグの拡散元はこう言い出しました
「あの記事だけでなく、今まで共産党が性自認問題を批判する時にどのような対応をとってきたかという経緯も込めての解釈ですよ」

つまり読むときに「どうせ共産党はこういう意図があるに決まってる」とバイアスがかかっていたのを認めてるわけです。

さらに、「共産党は性自認問題にどういう対応をとってきたか」について私が倉林明子参議院議員の談話を引用するとこのような返信が

「具体的にどのように安全を確保するかは全く書いてない」

安全確保の方法については当事者での話し合いやや社会合意を積み重ねていくものです。倉林さんは2021年にそのことを指摘しています。その1年間あなた方は何をしてきたのですか?と送ってみたらクソリプがたくさんつきましたとさ。

女湯に入るのは女体を見るためや幼女を視姦するなどと公言しながら、それでも性自認は女である、更にこういう人でも警戒心を抱くのは差別だと煽り立てるいわゆるTRAと呼ばれる勢力がいるのは認知しています。それを批判し警鐘を鳴らす意義も理解できます。ですがインターネットの悪いところ、そういう変な人間ばかり目についてレスバトルに明け暮れた結果何が残ったでしょうか?
共同浴場やトイレなどで当事者間の合意は進みましたか?
闘争のための闘争を繰り広げる人たちもTRAと同じくらい有害であり、社会の前進を阻害するものでしかありません。目の前のTRAにネット論争を仕掛け黙らせる、それだけで社会を変えられると思ったら大間違いです。

成功例はある。どんな人も共存できるように

もはや話が平行線で合意を作るのは不可能だと考えている人もいるでしょう。TERFTRAのレスバを見てれば特にですよね。
ですがこういう差別を受けない権利と安全に過ごす権利を両立させているところもあります。
とある銭湯では入れ墨のある客の入浴を認めています。しかしそれは反社会的勢力に怯える一般市民を差別主義者と吊し上げて黙らせた結果生まれたものではありません。入れ墨のある客に対しても一般客を怖がらせないようどう振る舞うべきか話し合われてます。こうした積み重ねができていってほしいと切に願い、不毛な人格否定の繰り返しをしているネット論争が終わってほしいと思います。

余談 件の赤旗記事を受け「共産党を抜ける」と公言した方へ

政党の所属、離脱は個人の自由ですので止めません。しかし新聞記事の読み方については立ち止まって考えることをおすすめします。


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