競走馬獣医師(仮)

現・大学6回生(獣医学類)の獣医師の卵です 趣味:キャンプ、釣り、乗馬、サッカー観戦…

競走馬獣医師(仮)

現・大学6回生(獣医学類)の獣医師の卵です 趣味:キャンプ、釣り、乗馬、サッカー観戦など

最近の記事

栗東トレセン火事

少し前に他大学の馬術部で火事があり、全頭死亡。その現場は悲惨で見るに耐えかねる状況であったという。 今年の5月頃にも北海道の生産牧場で火事は数件あったが、ほぼ全焼。人的被害こそなかったが、馬が何頭か亡くなった。 そして、昨日の栗東トレセンの火事。これもやはり、4頭亡くなる結果となったが、牧場の火事の原因は何なんだろうか。 一番に言われるのが、木造の厩舎が多いこと。ただ、木造の建物なんか日本の大半を占めてるわけで、それだけが原因ではないし木造を辞めることにもならない。

    • 競走馬の安楽死(安楽殺)におもうこと

      部活時代や中央競馬でのアルバイト時代、そして現在の馬の診療帯同などで様々な境遇や価値の違った馬をみてきた。 ここで獣医師(獣医学生)として忘れてはならない理念(概念)がある 『馬は産業動物』である これまで自分の所有する馬や愛する馬を不運な境遇にしてしまったことはないため、そうなってしまった人達の気持ちはわからない。ただ、馬は経済のために生まれ、経済のため(経済的な理由で)に死ぬ場合も時にはある。 中央競馬でのアルバイト中に一頭の予後不良馬を見たことがある。馬獣医師に

      • ぼくのはじまり④

        高2の3者面談 ぼく『獣医学部がいいです』 担任『むりだよ』 その言葉は聞き覚えしかなかった。小学生の頃、周りに同調して県内一の学校(母校)を目指したときだ。 今では反骨心を生ませるための言葉だったのかしらないが、非常に腹がたったことを覚えている。 まぁなんとかなるだろ、と思ってはいたものの周りは皆予備校へ通っており、口を開けば数学・物理の話ばかり。 まずは、予備校探しを始めた。公立の高校生しかいないT進へ体験入塾したぼくは、制服を身にまとった男女の高校生達の姿を

        • ぼくのはじまり③

          ドベドベドベ ヤバいヤバいヤバい ちなみに、この時期には進路など考えているはずもなく、毎日昼休みのサッカーのためだけに登校していた。 片道30分の電車 微妙に座れないため、外をボーッと眺めていると 田んぼの中にいたのは 🐴 🐴 馬じゃん しかも、トラックの駐車場で飼われていると思われる。なんで田んぼのど真ん中に一頭だけ馬? その日から、一瞬しか電車から見ることができない馬に夢中になった。 今日は外に出てきている。 今日は雨だから小屋の中。 あの馬を間

        栗東トレセン火事

          ぼくのはじまり②

          さて、無事『お受験』を勝ち抜いたぼくは、浮かれに浮かれていた。 私服登校・新たに始めた部活・電車通学・食堂での昼飯、、全てが新鮮だった。 勉強も多少大変であった気はするが、そのときは部活に必死だった。レギュラーになるかならないかのいい具合のラインで頑張っていたが、ある時期にサッカーにハマり(ハンドボール部だったため反則)、部活を中3で辞めた。 そこからは昼休みに行う友達とのサッカーが生きがいで、早弁→寝る→サッカー(昼休み)→寝る→帰宅の繰り返しの日々を高2まで続けた。

          ぼくのはじまり②

          ぼくのはじまり①

          今、就活も終わり卒論に明け暮れている。 一応、4月からは競走馬獣医師になる予定だけど、なぜこういう道に進んだのか自分でも分からない。 小学生4年生の秋頃、兄が通っていた学習塾に紹介ポイントのために行かされた。そこで、テストを受けたところ成績が良かったらしい。 ただ、その塾には自分よりも賢い子達は非常に多く、劣等感だけが生まれたが、同時に闘争心も生まれた。今でも、同級生とは一線を画した存在でありたい気持ちがあり、この頃の影響もあると思う。 一切関係なかった世界に踏み込み

          ぼくのはじまり①