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#2 学びは、大量×短期集中に身体的体験する 23/11/28

みなさん、こんにちは。
アートはもっともダイバーシティが確立されている分野である、と昨日エントリーをいたしました。全国各地に足を運んでみて感じたことを、ダイバーシティとはまた別の視点から整理してみます。

それが、学びの初速には大量の丸呑みが必要、です。

スポーツ、ビジネス、職人、いろいろな分野の方が「量が質を生む」と発言もされています。自分自身にとって新たなことを取り入れる機会に出合ったとき、どのように取り組むとよいか、のヒントになります。もちろん絶対の正解はありません。ですが、自分の仕事経験や今回のアートを見る経験を通して、感じてたことは2つです。

まず、とにかく多量・大量に触れる。

圧倒的に練習をする。実践=バッターボックスに立つ。すると、上手くいく、いかない体験を数多く得られます。その体験からセルフフィードバックを通すことで、次の課題やアクションを見つけやすくなります。

あるいは、量を練習することで、得たいゴールに行くための、余計なものを削ぎ落とすことができるようになります。その物事の本質に近づける、と言っても良いかもしれません。

もう1つが、短期間に集中する。

長い時間軸をとって実践するよりも、たとえば、1ヵ月、2週間など、一定の短期間に取り組みを集中することです。時間投資を集中することと言えます。

なぜなら、短期間にすることは、1つひとつの練習から得た体験と、そこからの感じたことを忘れる前に抽出し、学びの抽象化につなげられるからです。体験から得たことの抽象化作業を後回しにしてしまう防止策にもなるかもしれません。身体的体験とその学びを凝縮するため、と考えます。

この抽象化作業の結果、いくつかのピースや、ほかの体験との接続が生まれます。これがコネクティング・ドッツ、いわゆる点と点が線でつながり、その感覚も得られやすいと考えます。たとえば、あの体験とこの体験はここが共通なんだったのだ、と感じられ、そのセルフフィードバック効果によって学習効果を強化できます。

新しいことに取り組み、そのレイヤ1の成果をまず得ようとするなら、対象物に大量に、短期間に集中して取り組むことです。そのためには、練習量を確保し、実践すること。考えすぎるよりも実践量です。つまり、身体的体験を通して、経験を増やすことです。

ですから、考えすぎてはいけない、が留意点です。
スピーディーに行動する、を再確認できた学びかもしれません。

みなさんは、仕事が上手になるためのコツ、どんなことをお持ちですか。
それではまた。

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