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私の仕事術:❻部下の育成

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【無料公開中!サッと読めて、1分で理解】 上司としてどのように部下を育てていくか、考え方や部下のモチベーションをあげる方法、育成する上で注意すること等、部下育成のコツを紹介します。
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#習慣にしていること

#64 手柄は部下に

「横田さん、素晴らしいね、よくやってくれたよ」と褒められる時、私は必ず「とんでもないです。1番頑張ってくれた●●さんのおかげです。」と必ず部下のおかげと言います。 本当に部下が頑張ってくれたので、その感謝の気持ちをこめて、というのは言うまでもありませんが、部下を育てるという視点でも、意図的にそのようにしています。 それは『いろんな部署の役職者に、部下の名前と顔を覚えてもらい、社内の評判をあげる』為です。 ■なぜ社内の評判をあげるのが良いのか?「横田さんのところの彼、とっ

#63 デキる部下の扱い方

私が初めて課長になったのはソニーファイナンスで30歳の頃でした。課長になったばかりの時は、事業計画達成はもちろん、部下の教育や指導もしっかりして育てるぞ!と、心に熱い気持ちを秘めていました。 私だけじゃなく、役職がついたばかりの部下や後輩を見ると、上司としての自覚が出てきたなと思う人はたくさんいます。急に面倒見がよくなったり、これまで自分でやっていた仕事を何かと下の子達に指示してやってもらったり、上司らしい事をするんですよね。 部下を育てるには一人一人の事をしっかり見て、

#62 1年後の理想像を伝える

いつの時代も、上司との面談は嫌なものです。 その中でも「評価面談」と「目標設定面談」は、重たい空気になりがちですよね? 今日は「目標設定面談」を活用した指導法のお話です。 「目標設定面談」とは、だいたい上期と下期の始まりに行うもので、目標をどうするかについての話し合いや、達成に向けたアクションプランをすり合わせる面談です。言わば、何をもって評価するのかがここで決まり、最終的に夏と冬のボーナスの査定の基準になるものです。 上司との面談はただでさえ構えてしまうのに、さらに

#61 2週間で見抜く

一般的に春や秋は人事異動の季節で、一緒に仕事をするメンバーが変わる時期です。 新しいメンバーが部下としてチームに加わる事もあれば、自分自身が新しいチームの上司として着任する事もあり、新しい体制でこれから仕事を頑張ろう!という空気ができます。 私は、このタイミングが一年で一番忙しく、集中しないといけない時期といつも考えていました。なぜなら「短期間で自分の部下やチームがどんな人の集まりかを見極めないといけないから」です。見極めないと自分たちのミッション達成も、その後の組織運営