MISSING YEARS その3~1995年の巻

問題の新シリーズ第3回、今回は1995年に迫ります。12月、初めてのMacを購入し、それを契機に予期せぬ方向へとクリエイティヴィティが再燃の予兆。その話はすると長くなるので、また別コンテンツを準備するとしますが、そこへ至る道も平坦ではなく、あらゆる意味で意識覚醒の波が訪れた印象が強いです。それを象徴する楽曲も当然リストアップされました…が、個人的に95年J-popの金字塔と思っている曲が外れたのには納得がいきません…


「あれですね。ピーターズじゃない(彼らの同名曲を歌う…汗)。この人はあのQちゃんの曲で全国区になった印象だけど、小室ファミリーの時はさりげない◯ッチっぽさが売りだったね。しっかり歌ってるところはビッ◯的な印象が希薄だけど。R&Bがかった方の小室サウンド。今40代の淑女の中にも、このメンタリティーが抜けてない人多いみたいね。」


「3日連続登場ですね。この曲の印象は希薄だな…いや、つい最近爽快なリコーダーカバーをYouTubeで聴いたばかりじゃん!やっぱりこの人の声は別格だな。英国のギターポップとか、コンパクト・オーガニゼーションが発祥じゃないものは、渋谷系とは呼びたくないんだけどね。」


「(1秒で解る) 世界一素晴らしいイントロ!34秒もあるし。それで全て言い表せますね。名曲中の名曲。こういうのがあるから、90年代を捨てきれないのだよ。」


「(2秒で解る。いきなり歌い出す) 愛唱歌ですね。これは当時、日テレのアナウンサー歌合戦で関谷亜矢子アナが歌ったヴァージョンを完コピして、MODトラッカーで打ち込んだことがある(瀧汗)。あの番組で『夜桜お七』を歌った人は非業の死を遂げたな…SNUFFの疾走カバーをDJでかけたこともあるし。これもまた30年前の価値観だけど、やっと追いついたというか。」


「あれだ!これでヒップホップがでかい曲がり角を迎えたんだな。この無鉄砲さ、軽薄さはかえって今聴き返すと新鮮だよね~。(数曲後、関西版アンサーソングが流れる) こっちの方がラップとしては完成度が高いんじゃないかな。当時の吉本系は勢いあったし、自然に迎合したくなる雰囲気があった。いつからああなったんだろう…」


「あれだ…一瞬イエモンと思ったけど、全然記憶ない曲…ジュンスカ?イメージが違う…まぁ、この後寺岡さんはゆずを見出すことになるし、カラーが変わってきた時期の曲なのかな。」


「イエモン…違う、ジュディマリやん!この曲も記憶から消えてた…Bメロで思い出した。ここから始まったガールロックスタイルが確かにあった。一部アイドルにも受け継がれてるけど、こっちは真っ当にバンドの音出してるね。」


「イントロ無駄に長い…(歌い出しで)あ、あの二人だ。あの二人でイントロ無駄に長いといえば答えはあの曲一択じゃん(爆)。ここまでする必要あったのか。おかげでネタになった。」


「超有名曲だ…(歌い出しで) やっぱサザンだな。ありましたね、『マッピーのGスタ』って(爆)」


「(1秒で解る) 名曲。ど直球ポップ。売れた時はやっぱ嬉しかったし、早すぎたバンドだったような。」


「あの人ですね (歌い出しが来る前に冒頭を歌う)…やっぱり。これはネタ的に持続力の高いヒット曲になったけれど。基本的にはこれもど直球ポップ。無駄のないギターソロ。」


「ドリカム…違う、あの人や!まさかの筒美京平作品。ガチでフィラデルフィアサウンドになってるけど、納得するしかないな。」


「(イントロで最初の歌詞を歌う)…やっぱり。ボキャブラネタにもありましたしね。さっき、別ユニットの曲が流れたけど、そっちはやめてこちらに絞ります。名曲だけど、情報量が多すぎ…」


「あれだ…小室ファミリーの傍流。バラエティ系ヒットの火付け役みたいな感じになったけど、この系統は個人的に追うのが楽しい。ヘキサゴンの前あたりまではね。」


「(0.3秒で解る) これはある意味この年を象徴する曲。アニソンとかの定義を超えてるけど、29年経ってるのか。このコーラスアレンジに色々ヒントをもらいました。」


「歌い出しになるまで解らないとは…今のJ-popの曲の組み立て方をある意味確立したグループなのだけど、オブラートに包む手法が上手いなと思う。歌詞カードを見ない方が聴きやすいな。」


「あの人達ですね。名曲…このラップにはまず共感するし、とってつけた感がないところがいい。」


「え、これは…ジェネシスかと思った。小室さんのプログレ的側面がこんなとこに出ていたとは。めちゃ忘れていた曲だけど。今回3つ、小室曲があったけど、全部王道からちょい離れててしかも傾向が違ってるし、アゲアゲ的な側面ばかり語ってもしょうがないね。」


「(イントロ7小節目で解る) 一度消されたけど、名曲。織田哲郎ですし…TK天下のせいで改めてこの人の良さを認めたくなったというか、色々と思い出がある曲ですね。」


「サビまで曲名出てこなかった…これも永遠のアンセムですね…なんかこっちの方がパロディーに聞こえてくるような錯覚があるのだけど。」

「1995 JAPAN TOP HITS」から流れた曲は、この20曲でした(同類の曲、共通人脈を含む曲は、なるべく先に来たものを優先)。

①Candy Girl/Hitomi
②夜をぶっとばせ/オリジナル・ラヴ
③ロビンソン/スピッツ
④Tomorrow/岡本真夜
⑤DA.YO.NE/EAST END + YURI
⑥さらば愛しき危険たちよ/JUN SKY WALKER(S)
⑦Over Drive/JUDY AND MARY
⑧LOVE PHANTOM/B’z
⑨マンピーのG★SPOT/サザンオールスターズ
⑩Knockin’ On Your Door/L↔︎R
⑪スリル/布袋寅泰
⑫強い気持ち・強い愛/小沢健二
⑬LOVE LOVE LOVE/DREAMS COME TRUE
⑭WOW WAR TONIGHT~時には起こせよムーヴメント~/H Jungle with t
⑮残酷な天使のテーゼ/高橋洋子
⑯シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~/Mr. Children
⑰サマージャム’95/スチャダラパー
⑱もっともっと…/篠原涼子 with t. komuro
⑲碧いうさぎ/酒井法子
⑳サマーヌード/真心ブラザーズ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?