MISSING YEARS その13~2005年の巻

mixiの「宅録少女」コミュニティの管理人として、そのメンバーの一人から招待状を受け取りとあるライブハウスに走っていって、別の女の子の歌手の歌に心を打たれる…それが、J-popの中枢とは一味違う歌ものの世界への入り口になるなんて。そんなSNS中心の人間模様も手助けとなって、クリエイティヴ精神にも再び火が灯った年。相変わらず、それを外に出す勇気は芽生えなかったけど…そして、心の支柱だった篠原理華さんを失い打ちひしがれた身が、リコーダーの音をより切実に求め始めたのもこの年のことでした…この年始まったYouTubeも初期の頃は専らそのために存在してました…(汗) そんな年のヒット曲、果たして印象にどの程度残っているのでしょうか…

(なぜかランダム再生が適用されず、プレイリスト通りの再生順になってしまいました)


「(イントロ5秒で)あれだ!(歌い出し5小節目で歌手名解る) けど、タイトル思い出せない…実はファーストアルバム買ったし、めちゃ好きなんだけど、それでも曲名すぐ出ないのがやっぱボケてきてる証拠だな。所謂ガールロックの黄金律からいい感じで脱皮してるし、伊達にミカバンドに入ってないよね。」


「(イントロ2秒で) 出た!めちゃネタにされた曲だ。名曲ですけどね…やっぱこの頃が自分にとってはJ-popの墓場なのかもしれないね。イベントのDJでZweiの『Movie Star』とモデルガールズの『Rock Star』と併用しましたよ…市川実和子の同名曲の方を(汗)。」


「(イントロ2秒で) 出た!これは最近もよその国でめちゃ聴かれてるらしいですよね。ドラマの方殆ど見てなかったけど、強烈に印象に残ってる。所謂レリゴー進行。」


「あのグループかあのグループだよね。ラップ始めるまではどっちかわからない。ちょっと前の季節の定番で未だに流れてる曲。みんなすき家レディオにリクエストしたがるよね。」


「(始まって4秒で)あれだ、あのコミックのやつ。散々メディアミックスで煽ったのと、歌声ですぐわかるけど、曲名まですぐ出てこないんだよね。」


「曲はいいけど、曲名のせいである程度物議を醸したって印象がある。カエラも同名曲を歌った時、同じような目にあったっけ…この人の曲という先入観を捨てて聴いた方がいいね。めちゃ作り込んでる。最後まで気が抜けない。最近の曲にはないよね。」


「(叫び出した途端) これは解る。最高ですよね…J-popの中枢プレイリストには、こういう曲に常に入っていてほしいものだな。(ラストで叫ぶ)」


「(歌い出し3文字で) どう始まってもB’zですよね。こんな骨格丸出しの曲でもね。ポップパンクへの返答みたいな。コンプライアンス的に今じゃこの歌詞はどうなんだろ…」


「さわやかなイントロだけど、この人達の曲だったとは。てっきり忘れてた。とある吹奏楽グループの名前を思い出すタイトル(汗)。スピッツ側に行き始めたか。この歌詞の世界は、その後のアニメとかにすごい影響を与えてるよね。その対極に2つ前のグループがいるんだよね。」


「(歌い出し2文字目で) こちらは本家本元だな。やはり曲名と内容がすぐ照合できない。やっぱり長くやってるからなぁ。」


「前年の大ヒット曲はランダム再生で外れたけど、あれは0.4秒で解りましたよ。これもすぐ解ったけど、タイトルが出てこない、やっぱり。芸風が独特すぎるんだよね。地下アイドルに与えた影響もでかそう。実はその前年の大ヒット曲、フニルネの曲でもこっそりインスパイヤされてたりします。」


「(歌い出す前に曲が解る) これ前年のプレイリストにも入ってたけど、ふるい落とされたんだよね。2年連続で取り上げられる程ヒットしたのか…まぁ、語りたいことが多すぎる曲だね。アレンジャーが教授デモテープ特集出身者だったり。原曲にインスパイヤされた曲がハニーカムズにあって、それを『クラシックに恋したオールディーズ』に入れようとしたけど却下されたとかね(社外秘)。あまり歌手に関係ないことばっかりだけどね。当時「平山綾香」で検索されて自分がやってたブログにやたら当たられたとか(爆)。印象に残りすぎた1曲。」


「前の年の曲も相当ダークだったけど、こちらはその比じゃないですよね。タイトル歌い出すまで宇多田ヒカルだと気づかなかったりして。ポリスの『シンクロニシティー』のB面の流れに通じるところがあるかな。」


「これは異色の組み合わせ。どっちかというとEXILEの色の方が強く出てるけど、てっきり忘れてた…当時どう受け取られてたかまで含めて。それにしても、こんなにEXILEを褒め続けるなんて、自分でも予測できなかった。」


「ちょっと実験的になってみても、歌い出しであゆだって解るよね。でも、別に変になっちゃったとか言われなかったし、忠実な支持者に恵まれてたってイメージしかない。誰と比較してとは敢えて言わないけどね。」


「⑤の真裏の曲か。全然忘れてた…R&B系にもアニソン系にも傾かない、どっちつかずってイメージがある。」


「まさかのこの人達。ロコローションの後、1曲すごいいいなって思った曲があったけど、この曲じゃないな。あの騒動のせいでちょっと硬直しちゃったみたいな感じ。」


「⑫を除くとこのリストの中では最も普遍性を獲得した曲だな。さすがにサビに来る前に曲名まで解ったし。でもこの曲だけなんだよね自分の中でそうなのは…」


「てっきり忘れてた…めちゃヒットした記憶はあるのだけど。ドラマーが女性だったのが鮮やかな印象を残したよね。その後春風堂とかゆやゆよんとか出てきて、記憶が薄れちゃったんだな。」


「これはゆず?いや違う、歌い出しで解った!色んな意味で問題になった曲。それゆえに印象に残りまくってるし。スマイルというアルバムを出したことで、自分内でも炎上しましたね(爆)。ただ、インディーズの音作りになってるので憎めないんだよね。みかん『カラオケ天国』も早く解禁してほしい(なぜそれをここで言う…汗)。」

「2005 JAPAN TOP HITS」から流れた曲は、この20曲でした。
①リルラ リルハ/木村カエラ
②Pop Star/平井堅
③NO MORE CRY/D-51
④さくら/ケツメイシ
⑤GLAMOROUS SKY/中島美嘉 (NANA)
⑥Butterfly/倖田來未
⑦世界はそれを愛と呼ぶんだぜ/サンボマスター
⑧愛のバクダン/B’z
⑨プラネタリウム/BUMP OF CHICKEN
⑩春の歌/スピッツ
⑪SMILY/大塚愛
⑫Jupiter/平原綾香
⑬Be My Last/宇多田ヒカル
⑭Scream/GLAY x EXILE
⑮STEP you/浜崎あゆみ
⑯Endless Story/伊藤由奈 (REIRA)
⑰*~アスタリスク~/ORANGE RANGE
⑱全力少年/スキマスイッチ
⑲ツバサ/アンダーグラフ
⑳青いベンチ/サスケ

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