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Racco-1000活動予定のお知らせ

すっかり、Missing Years以外の更新から遠ざかってしまいました…「クリエイティヴな暗黒期」のかけらを拾い集めると意外に楽しくて、Raccoの活動総括どころではないのですが、それさえも日頃の混沌からの有意義な逃げ道でしかないのですよ。そこまで事態が混沌としまくっていて…そんな混沌の間にも、活動計画が黙々と練られています。というわけで、情報目白押しの告知エントリをお送りします。

まずは重要告知、関東地区では1年4ヶ月ぶりの開催となるRacco主催イベント。しかも二本立!
Racco-1000の支柱だった関根サラさんを失って、丁度1年という新たな節目。そして、丸芽にとっては◯◯前の「最後」の1年。それを決して後ろ向きな理由にせず、楽しく祝福しようという気持ちを込めて、「First & Last」というタイトルをつけました。

2024年9月15日、まず「昼の部」は江古田Cafe FLYING TEAPOTにて、Racco-1000、残響、soraさんの3組出演でお送りします。関根さんが残してくれたものを尊重して、幾分実験的な色彩を帯びたパフォーマンスをする予定ですが、基本は楽しく行こうということで、お客さんも各々の楽器を手に、共に作っていけるようなイベントにしたいと思います。

そして、その終了から約2時間後、場所を三鷹おんがくのじかんに移して「夜の部」をスタートさせます。こちらは歌ものに比重を置き、フレッシュな組み合わせでお送りします。ライヴアクトは、志田シズクさん、Pastel Gallica、ジェネリックたまの3組。DJは2年前にも盛り上げてくださっためぐさんに加え、Uran92さんを新たに招き、DJ Racco以外を女性陣で固めるという新機軸で臨みます。
それぞれの出演者との間にも数々のドラマがあり、その多くには先日惜しくも幕を閉じた新宿・歌舞伎町「無人島」の水曜営業「Salon de 虚無」が関わっています。そこで交わされた激論やセッションの断片が、確実に新しい始まりの原動力となっていました。その雰囲気をも、有意義に伝えることができますように。
上記のイベント告知画像は、Pastel Gallicaのリーダー、mayaxonoさんに制作していただきました。

自分のイベント以外にも、ここまでやるかという活動情報が目白押し!簡潔にまとめておきますね。

まずは、DJ Raccoとして、9月12日、高円寺Oriental Forceにて開催される「レジデンツ・ラウンジ」に登場します。ファンになって44年間(!)、ザ・レジデンツへの愛を惜しげもなく披露する20分間。いい気になって秘蔵音源も開帳する予定(!)。2000年代初期に何度も共闘した久藤晴久氏とも久々にご一緒ということで、どきどきしています。19時スタート。

そして、First & Lastの翌週、9月22日には、フライングティーポットからそんなに遠くない江古田の海鮮料理バー、鮪ism+にて「ソラノオトvol.3」に出演します。First & Last昼の部にも出演してくださるsoraさんの主催イベント。こじんまりとした、それでいて生活と密着した場所で何をするかと考えた挙句、楽曲中心にしようということで、今温めている「フニルネッサンスProject」の曲を、真弓真由美用のキーのまま、地声で歌ってしまおうという大胆不敵な試みを実行します。楽器を弾く空間さえないので、当然オケ使用になるのですが、こんなもの滅多に聴けませんので…というか、楽曲至上主義の方に是非目撃しに来て欲しいのです。そして、「私の方がうまく歌えますよ!」と堂々と言って下さることを期待するのです。いや、もしかしたらその場でゲストボーカリストの声も聴けるかもしれません!お昼14:00より、お腹空かして来て下さい。

最後に、これは結構でかい、しかも期日的には最も早いとあって、目下緊張の渦の中にいますが…
8月25日、将棋好きの新たなる聖地、駒テラス西参道にて開催される「探究わくわくマーケット」にて、音楽の新しい楽しみ方を示唆するワークショップをやります。主にお子さんのいらっしゃるご家庭を対象にしていますが、音に対する好奇心をお持ちの方なら、即相互交信ができる空気をその場に作ります。チームEMFU名義は、言わば「アカデミックに傾いたRacco-1000」のようなもの。こちらも、過去関根さんから伝授いただいた方法論を受け継ぎながら、よりわかりやすく、音楽に対する固定観念から解放致します。終わってみれば、きっと記憶に残る1曲が生まれていることでしょう…スタートは15時30分の予定です。楽器(動きながら演奏できるものに限定)持ってきて下さると嬉しい!

9月の終わりあたりには、もう一つでかいものをお届けできるよう準備に励んでおります。こんな混沌の日々ではありますが、何とか生き抜いてみせます!


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