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初移植判定日⇒陰性

初めての移植はタイトルの通り陰性となり、現在も落ち込んだり前向きになったりをリピートしてメンタル調整中ですが、気持ちを切り替えて一区切りつけようとここに戻って来ました。

判定日の様子を簡単に振り返ります。
前回の投稿で症状ゼロと書きましたが、結局判定日当日まで特記する程の変化はありませんでした。ブログ等で「何も症状なくても陽性でした!」というような記事を時々見かけますが、やはり一般的には何かしら体に変化はあるんじゃないのかなぁ、と今回の経験からも感じています。

フライングはしないまま当日を迎え、受付してすぐに採血。最近リプロは様々な変化があり、この日は採血室の場所や、待合室での呼び出し音まで変わっていました。(音の種類が増えた。)判定日は採血後の診察で結果を知らされますが、診察までかなり待たされているような投稿を何回か目にしていたので、一度外出した方がいいのか?と思っていましたが、特に何も言われなかったのでそのまま待合室で待つことに。すると、混雑日の診察待ちより早い40分程で5番に呼び出されます。また5番なんですけど。。。汗

ところで最近の診察ですが、以前はどの先生に当たるか全く分からない感じでしたが、年が明けた辺りから、その周期の最初に当たった先生がそれ以降の診察日にもいらっしゃれば、必ず同じ先生に当たっている気がします。また、結構長い間苦労して通われている患者さんは毎回D先生が診ていたりとか。リプロの他の患者さんのブログを見ていてもそんな印象を受けています。

そして、院長先生がいつものポーカーフェイスで迎え入れてくれます。その雰囲気からおめでたくはない感じ。(笑) 陽性だったら恐らく目の前に目立つように置かれているはずのhCGの値が書かれた紙もありません。

先生「今日は判定日ということで検査したのですが、ちょっと値が低いんですよ。」
ここでようやく後ろから紙を出す。hCG1.4と書かれていました。
先生「着床はしたようですが、継続しなかったんだと思います。この数値だと残念ながらうちでは陰性になってしまうんです。」
どこであろうと間違いなく陰性の数字だと思いますが、先生なりに気を遣って言葉を選んでくれた気がします。

先生「次周期ですが、また二段階移植で行きましょう。7cellG2の初期胚と、4CBの胚盤胞ですね。」
もちろん心の中でですが、一回目は問答無用という雰囲気で却下だったのに、次はあっさり二段階を推奨するのね…と落ち込みながらも冷静に突っ込む。

私「初期胚だけより、二段階の方が良いでしょうか。」
先生「今回グレードは少し下がるけど、やっぱり胚盤胞があった方がいいね。あとG-CSFは効果があったかどうか確証がないので、次はスクラッチにしてみましょう。」

というような感じで次のプランを淡々と練り、「薬をやめたら数日後にリセットするので、また移植周期で予約してください。ラクトフェリンだけは継続ね。」と言われて診察室を後にしました。

はぁ。。。ダメだったか。それでも初期胚か胚盤胞のどちらかは分からないけど着床はしたみたいだし、運命の卵じゃなかっただけできっと二段階移植にして良かったんだ、と無理矢理自分を納得させてお会計に向かいました。

この日のお会計、2,013円。安い時はいつも嬉しくないシチュエーション。支払いを済ませた後、首を長くして結果を待っているであろうパートナーに、気が進まないけどLINEで知らせます。仕事中のはずなのにすぐに折り返しの電話がかかって来ましたが、今話したら涙が出てしまいそうで出ることができませんでした。「外だから後でね。」とだけ伝えて、ひとまず真っ直ぐ帰宅しました。

この辺りの時間が精神的に一番辛かったです。時々パートナーとPizza Partyをするのですが、(ただピザとコーラを家で好きなだけ食べて飲むだけですけど。笑)ちょうどこの数日前にそろそろやろうと話していたので、「ピザ買って帰ろうか?」と気遣うメッセージが来ます。この時はとてもそんな気分にはなれず、「もっとハッピーな気持ちの日にしよう。」と返信しました。

私の場合、こういう時こそランニングをすれば良いと分かっているので、気は進まないけど着替えて渋々ランニングに出かけることに。最初はメソメソしながら走っていましたが徐々に気分も回復し、終わった頃にはランチもほとんど食べていなかったせいもあってお腹がペコペコでした。すっかり気も変わって、「今日はやっぱりピザにしよう。」とパートナーにLINEしていました。

そして大きなピザ2枚抱えて急いで帰って来た彼ですが、私を励ます為にメロンも用意していました。どうやら駅前にトラックで売りに来ていた八百屋さん?から買ったようですが、表には一個500円!と書いてあるのに、近くに行くと500円のメロンは小さく味もイマイチと言って、奥に入っている1,500円のメロンを勧めるという、ちょっとした詐欺のような売り方だったらしいです。私だったらじゃあいいです!と言って帰ったと思いますが、彼は営業トークから逃れられず買ってしまったんですね。甘くて美味しかったけど1,500円にしては小さいし、その売り方にも一瞬モヤッとはしましたが、それでも楽しくPizza Partyをして、パートナーに笑わせてもらい、美味しいピザやメロンに元気をもらいました。

今も思い出すとため息が出たり、先のことを考えて不安になったりもしますが、事実を受け入れて次々!と前に進むしか道はありません。来月もまたホルモン補充で、今周期同様の流れをリピートすることになると思います。

話は変わって、判定日前に痒かった腟剤のウトロゲスタンですが、軽い日用のナプキンをやめて、試しにオーガニックコットンの一番薄い吸水ライナーに変えてみたら徐々に良くなりました。完全に治る前に判定日になってしまいましたが、次回も最初からこれを使えば大丈夫かな、と思っています。こんなタイミングで吸水ライナーデビューするとは思っていませんでしたが、大きさや薄さも軽い日用のナプキンとほぼ同じで、張り付く感じもなく使いやすかったです。大き目のドラッグストアには置いてあると思うので、もしお肌が敏感な方がいらっしゃったらぜひお試しを。

短い期間かもしれませんが、しばらくは薬物ゼロ(笑)で体を休め、ランニングもしつつメンタルを整えてまた来月も頑張ろうと思います。皆様の採卵や移植も全て順調に進みますように!
今日も読んでいただきありがとうございました。

サポートしていただき有難うございます。大事に使わせていただきます。いつか何かの形でお返しすることが目標です。